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2005-09-12

行為メリーゴーラウンド

金土日を経ての月曜は、冷蔵庫のビール在庫率が低い。
一人暮らしをしていたときは缶ビール大小各4本をキープ(飲み始める前に)という状態でよかった。冷蔵庫の容量の問題もあったし。今はそれぞれ6〜7本無いと不安になる。僕は飲み始めた後に、どんな理由でも外出するのが嫌いだからだ。

それが土日月の朝ともなると「大ゼロ」という状況になっていることも少なくない。僕は普段「翌朝の在庫状況」を視野に入れて補填をする。仕事の帰りやダーツ・バーの帰りに買い物をするため、在庫を確認してから出かけるのだ。
(「大4・小3・I」などと書いたメモを僕が見ていたらビールの大小の本数と氷、というモノだと思ってください)

ワイフは頻繁に買い物に出かけるほうだが、ビールはあまり買ってこない。以前に手首を痛めて以来、重いものを買うことをいやがっているのだろう。水を汲みに行くときも肩にかけるバッグを持って出かけている。

そう。水を汲む、という行為は、人間の行為が「一回りした」気にさせられる事柄だ。

「水道が無かった時代→水を売り歩くという商売が成立した時代→水道整備→ミネラルウォーターを買う→マーケットなどで会員登録をして水を汲む(買う)」

時代は巡る。人々の行為も巡る。そして仕事もそこそこにダーツ・バーに出かけるような夫に対する自分の飲む酒ぐらい自分で買いなさいよ、という「妻の主張」的なものは普遍なものだろうか。

普遍という軸の周りをぐるぐると回る、メリーゴーラウンド。何時間乗っても、スタートとゴールは同じ場所。それはある意味では人の生き方に似ているのか。



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・論旨が見えません
・ワイフ、という単語一発だけにモテの役割を背負わせるのは荷が重いのではないでしょうか
・そもそもワイフっていう言葉はモテですか?
・素面で言っている人をあまり見たことがありません
・オチという概念をとうとう放棄しましたか?

2005-08-30

メッセージ

最近はカフェなどの店先にいわゆる「サンプル」ではなく「そのもの」が置いてあることも少なくない。日替わりに工夫を凝らすという店なら、サンプル化が難しいということもあるだろうが。

突然の雨などでは、相当なビジュアルインパクトを与えるオブジェに転身を図らざるをえないだろうメニューも日の光を浴びている。

しかし、彼らが自ら「日の光を浴びたい」と望むわけでもなく、そこには作り手のなにがしかのメッセージが込められているのだろうか。

・スプーンが1本添えられている/ご先着1名様に無料サービス!
・スプーンが複数、または使い捨てタイプが添えられている/ご自由にご試食ください!

なるほど。試食や無料サンプルはデパートメントストアやドラッグストアの専売特許ではないのだ。デパ地下を出よう! 街に飛び出そう! 街はみんなのグルメ・ターミナル!

そのような作り手の志を受けて、メニューたちも太陽の下、いっそう輝くのだろう。

そう考えると、スプーンの添えられていないメニューからも
「スプーンご持参のあなただけに!」「福神漬け お水等はご持参ください!」という、カスタマーとのより深いコミュニケーションを求めているメッセージを感じる。


※写真はGrand Central Terminal.

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・カラス以外が食べているのを見たことがあるんですか。
・お腹こわすと思います。
・っていうか窃盗。

2005-08-17

グローバル

鼻毛を切るのが得意ではない。
洗濯バサミのようなものをつまむと歯が回転して安全で手早く、というものや、さらには電動のものまであるらしいが、回転式は切れずに抜けるのが怖い。それに鼻毛を切るには大げさにすぎる、と思うし(エコロジストを気取るわけではないけどね)

※鼻毛を抜くのを趣味のひとつとして楽しむ方もいるようだが、よしておいたほうがいいです。すごく腫れて(たぶんあなたが想像する5倍ぐらい腫れる)、命に関わることもあるそうです。「まあ人の5倍ぐらい大きい!」と腫れた鼻を見て俗説に思いを馳せるレディもそう多くないと思うし。

なのでレガシーな専用ハサミでちょきちょきと切っている。一度で満足の行く結果を得られることは少ない。ハサミに触れることで、折りたたまれていたり、鼻の穴の中で斜めにつっぱっていた奴らがひょっこり顔を出すのだ。ある種のフレンドリーさを持って。

でも、そのフレンドリーさは皆には伝わらない。“鼻毛 is 鼻毛 That is all. ” だから僕はハサミを片手に彼らを追い回す。しかし、彼らはたくみに身をかわし「切ったか」と思った僕をあざ笑うかのように数分後にはまた「やあ」と現れる。
鼻腔は彼らのフィールドなのだ。それが僕の肉体の一部であったにしても。

さながら忍者のような僕の鼻毛たち。鼻毛忍者だ。エキサイト翻訳にかけてみる。“Nose hair ninja”なるほど。言われてみれば忍者を訳した英語は無く、忍者はNinjaだ。なかなかにグローバル、僕の手に負える相手ではなかったのだ。



※僕が訪れた当時、NYCのリトル・チャイナとリトル・イタリーが切り替わる場所は、道路を挟んだりせずびっちりと隣接していました。
これもなかなか鼻毛っぽいし、グローバル。そうは思いませんか。

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・そもそもで題材が鼻毛では。
・グローバルって…。
・問いかけちゃった。とうとうオチを問いかけて終わっちゃったよ。

2005-08-12

平和

今日はそう忙しいわけではない。街も静かだ。
隣のアパートメントでは、数日前の深夜にけたたましい音を立てていた火災警報器の点検が続いている。
最初はうるさいと思っていたが、数日間繰り返されるとなんだか慣れてくるというか、鳴っていないと逆に気になる。
人間の「慣れ」とはおそろしいものだ。
街に響く火災を知らせるはずの「へいほー へいほー」とでも言うような間抜けな音ですら「平和」という感覚に飲み込まれていくのだ。



以前は「平和」という文字を見ると「安い手」などと反射的に思った僕だが、牌を握らなくなってからは、平和という文字は本来の意味しか持たない。(パチンコもやめたしね)

数ヶ月続いた「殺す気か」と思えるような多忙な日々も、その繰り返しが暇な日々を上回れば「それが普通」「それが平和」と思ってしまう。だからこそ、本来そちらのほうが「平和であるはず」の落ち着いた時間に不安を覚えるのだろう。

「コロ助、か」 一人つぶやく。平和のメタファーとしてのコロッケが頭に浮かぶ。
だが今夜は「揚げ物以外」と指定したためしょうが焼きナリよ。

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違う。まだ違う。論旨もおかしい。

・モテはしょうが焼きとか食べないと思います。
・アンタただ「コロ助、か」と書きたかっただけじゃないですか?
・最後はメタファー頼みですか。

2005-08-04

サッカーカルチャー

仕事の資料として「ワールドサッカー ウイニングイレブン9」というゲームソフトを買いに行った。(一瞬どっちがシリーズ数かわからなくなる しかも買いに行ったのはセブン・イレブンだ。やれやれ)

この街には家電量販店もCD/DVD店もない。暑さの中電車に乗るよりは「定価販売」を選んだ。

ソフトウェアは解りやすい場所にあった。早速店員の中年女性に話しかける。

「すみません。ウイニングイレブンというゲームソフトをひとつ」

(それじゃない。花火はとりあえず打ち上げない)

「サッカーの。そこの俊輔、中村俊輔が写ってるものです。ジーコと」

(なんだその萌えキャラは。それが俊輔か? ジーコか? そして僕は秋葉系認定?)

僕は自分でもどうかと思いながら、最終的な一言を放った。

「そこの、変な髪形の日本人と外人が球を蹴っているヤツなんですけど」

若い男性がやってきて事なきを得たが、比較的有名なタイトルのサッカーゲームを買うのにこれほどの苦労をするとは。

「日本にもワールドカップを境にサッカー文化が根付いた」
マスコミのこの手垢の付いた言い回しの神通力は、賞味期限付きだったという訳だ。

これが海外のコンビニエンスストア、例えばインフレ時のブラジルだったら、レジの横にお釣りの札束をくくりつけたパッケージが山積みだろうし、イタリアだったら「ピッツァと一緒にウイイレ9はいかが? カーポ」と“自分の性的魅力を知り尽くした”女性店員がにっこり微笑みかけてくるに違いないのだ。
(20年前のマドンナが店員だったら誰だって買う)

やっとの思いで家に帰りパッケージを眺めてみる。久々に改めてみた俊輔の髪形は、そう変でもなかった。

なるほど。“俊輔=変な髪形”の神通力もすでに失われていたのだ。それにことがサッカーなのだから、神通力よりも海外の神に祈るべきだったのかもしれない。NYCの教会での、あの日のように。



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・若干本文中とのリンケージを持たせてありますが、やはりそのオチは強引でしょう。
・そもそも落ちてますか?
・俊輔ファンに怒られる。
・K○NAMIに訴えられる可能性すら。
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