※ネタですから。
「こんにちは。ダーツ教養講座、本日は“チームメイトを盛り上げる声援”について一緒にお勉強して行きしょう」
『ナイスイントロダクショーン!みなさん応援してますか〜?』
「さて。普段の街での対戦からハウストーナメント、さらにはリーグ戦などまでやはりダーツと言えば応援ですね」
『メンタル競技ですから、適切な応援で勝利を引き吊り寄せるということも大切になってまいります。本日は“汎用性と小さい笑い”なものを中心に参りましょう』
「汎用性は大事かも知れませんねえ」
『ええ。一例ですが、ある地域やお店では“ナイストライ!”がドンマイ的使われ方であり、01やノーマークで使われると。また別の使われ方では、まあこれが本来的なのかと思われますが、果敢なクローズや上がりに挑戦して失敗、という局面で使われるわけですね』
「あー。それらの方が組んだ場合に」
『微妙な空気になってしまうことがあるかも知れませんねえ。もちろん“気は心”ですし、時代によって用語というのは変遷しますので、どれが正しい正しくない。また、間違っていてもかまわないとも思いますが』
「それだけに折角応援したのに」
『結果イラッと来られる、という悲劇を避けたい、ということですね。また、ダーツのかけ声の多くは“ナイスがらみ”であり、そこに打った数字の要素が絡むというパターンが主流でして。で、これはD-1大会であった事例なんですが、ギャラIIの場合難しいと』
「あー大会場で、ディスプレイが下にあると見えないということですね」
『そうです。まあ中には音で全部解っちゃう人もいますが、ま、それは限られたマニヤ層でしょうから』
「トイレから“ナイスセブーン!”言われたことありますよ私」
『あとこれもあるリーグでの事例ですが、試合に関係ないお客様にちょいと別嬪さんで薄着の方がいらっしゃいまして。でもうチームメイトがボード見てないと』
「なるほど。先生がよく仰る“フラよりも ブラが気になる 野郎共”現象ですね」
『まあ用語的にはね“偉い順”が一般的に見て“逆”でまだ良かったですねえ』
「“N!”とかどきどきされてもアレですからね」
『“AAかよ”とか鼻で笑って一悶着、とかもまあ、回避ということで。まあそんなこんなで汎用性の高いものから参りましょう』
・ナイダーッ!(ナイスダーツ!)
「あ。これシンプルでいいですね」
『ええ。本来的にはナインマーク時ですとか、フィニッシュ時に用いられていたようですが、最近は非常に汎用性が高いようですね。特に優れているのがイントネーションで結構使える幅が広がると』
「景気良く“ナイダーッ!”は本当にナイスな時ですね?」
『ええ。あとちょっと語尾下がり目に言えば“ドンマイ用途”でも行けますね。その場合“ナイダナイダ”と短めに連続発声でさらにそれっぽくなります』
「便利ですねえ」
『ただあまりにボードを見ていないと逆になってしまうことがあるのでそこは注意ですね』
・オゲオゲーッ!(OKOK!)
『これもナイダーに似ています。言い方で随分使い道が広がりますね』
「これ、関東の一部で流行中らしいですね」
『ですね。某トッププレイヤーがよく使っていた応援用語ですが、汎用性の高さでブレイクの兆しです』
「特徴としては」
『一回割とフラット目に“オゲー!”“オゲッ!”で比較的ドンマイ要素が高まります。ナイスな結果時に“オゲーーーッ!”“オゲオゲーーーッ!”と威勢良く大きめに発声することでパートナーを激しく鼓舞しますね。』
「使いやすさもあり、お薦めですね」
『はい。ナイダー! との組み合わせもしやすいですしね。コツは“オとケの間の小さいッ”が無い感じで。全体に濁音っぽく力強い感じですね』
「お腹とかは・・・」
『止したまえよ君』
・寄ってる寄ってる!
「これは“1ビット!”に変わる感じでしょうか」
『ですね。メンタルダウンしている方だと“いや、3ビットだったよ”とかへこみますんで、あえて具体性を消しています。さらに汎用性を高めたのが“行ってる行ってる”ですね』
「こちらは、同意語ですか?」
『ええ。それに加えて“飛びはいいよ!”というニュアンスまで含みますので、ノーカウント時に滅茶苦茶汎用性が高いですね』
「多用すると“調子悪いんだ俺”とへこむかもですね」
『そういう気配感じたら“オゲー!”と組み合わせるといいですね』
・やる。できる。
『これはちょっと変形でして。投げたチームメイトが戻ってきたときに普通のテンションで使います』
「誉めると」
『“誉められて伸びる”タイプにはかなり有効ですね』
「続きまして。“小さな笑い”編です。これはリラックス目的と考えてよろしいですか?」
『主にそうですね。一つ間違えると相手もリラックスしてしまうこともありますが』
「まあ、それで良い試合になれば、ですね」
・平城京平城京!
「なんでしょうかこれは」
『言ってしまえば“平常心”の駄洒落なんですけども』
「なるほど。“平安京平安京!”ですと捻りすぎですか?」
『相手がある程度頭のよろしい方であればアリでしょう』
「ではチームメイトが平安京ではなく平城京と言った場合は」
『バカだと思われている可能性が高いですね。ただ、ちょっと半端に頭が良かった場合“ナクヨウグイス”と“ナント立派な”のどっちがどっちだっけ? とか余計なこと考えてメンタル乱れる場合があります』
「それは本末転倒ですねえ。検非違使がなんで穴掘るんだろうとか脱線したりとかも危ないですね」
『その場合は“正常位正常位!”ってのもアリなんですけどね』
「あーシモネタ好きなら翻訳可能ですね」
『行けますね。まあ“後背位後背位!”ですとか“騎乗位騎乗位!”“対面座位対面座位!”は行きすぎですね』
「遠すぎる、というかもう応援じゃないですよね」
『趣味性というかリビドー合戦ですねただの』
・お前ハティモトか!?
「これは例のアレですね」
『そうです。やはりパートナーがちょっと堅くなってるな、と思ったときに手首とか顎とか例の動きでやっていただきたいと』
「結構発音的にもギリギリまで攻め込んだほうがよろしいでしょうか?」
『やるからには攻め込んで行きましょう。間違っても対戦相手には言わないことです』
「うっかりすれば失格ですね」
・ナイスフォー!
「これは普通ですね?」
『いえハードゲイですね。ハードゲイ風味でどうぞ』
「ではフォーマーク時に“ナイスハードゲイ!”もアリでしょうか?」
『相手チームに“あからさまにソレ”な方が居られなかったら、という条件付きになりますね』
「ア ナルほど。3人とか居られると」
『“やる。できる。ブラック”と思われる懸念が』
こんにちは。
CPUが燃えたくさいです。メインPCの。
修理やらとその間の仕事対応が結構たいへんなことになりそうなんで、こちらの更新関係はゆるやかになると思います。
あと、各種MLやBBSについてはこちらのPCからはアクセスが難しいかもなんで、しばらく休眠状態になるかと思いますがよろしくお願いいたします。
前回のD-1テストリーグの時KTM.監督が言いました。「今度どっかで練習しようか」。投げ方もさることながら、クリケットの戦略などもレクチャーしてくださるとのこと。「クリケ嫌い」「クリケのない国へ」と思っている私には「アタイ、アンタのこと好きになれるかも」というLOVEチャンス。キューピッドにはKTM.(敬称略) これはぜひに参加を…。
※シャレにならないほど長文ですので、以下は「続きを〜(英語の)」からどうぞ。
当日。「必要であろう」とメモ帳を購入。もし皆が忘れてきたらアレだと大きめので破きやすいものをゲット(皆さん持ってきていました。ああ老爺心)
開始時間2分前。「早いか?」と思ったらくまさん、tonoさん、TK-Cさんが既に来ておりました。私がトイレに行っている間にhirokさんも(既に来ていたのかも)、追ってエイムさんも到着。tonoさんからDBLのケースを渡していただきます。おお。素敵! tonoさんありがとうございました。ケースの件は数日間使ってみてからレポートアップさせていただきますね。
「食い物も座席も端っこが好き」な私、今日の座席も端っこに。そこにKTM.さん到着。「○○になっちゃって」なんと体調不良のご様子。しかも海外出張から前日帰られたばかり。お疲れのところ、本当にありがとうございます。
KTM.さんが仕度をするためバックをごそごそと。おや、KTM.さんのカバンから大量のイナゴの佃煮が。
それの食いすぎで腹が痛い? 私、ケースの色味を見ようということで眼鏡を外しておりましたのでかけて改めてみたところ…バレル! 大量のバレルでした。で、さらに小分けされたものは開発中のプロトの数々。はーこうなったんですねえ、などと雑談。続いて『burn.のオープン参加方式についてみんなはどう思う?』というようなお話から徐々にKDP開始、という流れに。
※ここからは、私のフォームチェックの時にKTM.さんが仰っていたことを中心に書きます。『』内はKTM.さんが喋ったこと、という形で書かせていただきます。が、録音していたわけではありませんので、正確ではありません。イメージ、という部分を伝えられたら、と思うのでそのように書きます。予めご了承ください。チェックポイントは一部箇条書き的にしたいと思います。また、身体の向きや部位はすべて右利き想定となっています。
『んじゃ早速フォーム見ましょうか。じゃ、こっち(座っている位置)の人からにしましょう』
俺か。俺だな。俺ですね。
投げます。あ、いつもより腕の振りが速い、と自覚。どうしても「その日一発目」は早くなりがちです。が、今日は講習会ですから「ありのまま」を見ていただいたほうがいいので不調でもいいや、と投げます。
『えーと。まず、割とイージーにスタンスに入ってしまってるかな』
◆イージーにスタンスに入る ということの問題点
●ダーツは静的動作から動的動作に入る競技。「動的→動的」とは違う身体の使いかたをしなくてはならない。仮に「ボードまで歩いていきながら投げる競技」だった場合と違って一旦静止しなくてはならない。そこに関して動的→動的な動作で投げることに比較して身体を制御するという意味に関しては難しい部分もある。
↓では、どうすればそこが楽になるか。
・歩いていってスローラインでスタンスを決める。体重が乗って「決まった」スタンスの形からダーツを取り、すっと持ち上げていくことで「動的動作」に入る。この動きを自分のやり方で一連化し、一瞬止まってはいるものの、その停止を「動的動作の一部」に組み込む。このことで「動きの流れ」をきちんと作ることができる。だからイージーに立ってる感じだとよろしくない。
#yae的解釈/「動いた→止まった→動いた」をきっちり動作として意識する、明確に「いまソレをしている」動きと意識することで流れに組み込んでしまう。イージーに立つと「動いたー→止まった? まだ動いてんの?→動いたー」というようなだらーっとしたリズムになってメリハリが無くなるし、身体も不安定になるのかな。
●では、どう立つと「イージー」ではなくなるか。
・足の位置や角度は基本的に「楽であれば」OK。人間が立つ上で楽な姿勢の一つ「休めの姿勢」をベースに考えても良い。
・前足側に重心を持つのが基本だが、体重比率は好みで良い。原則的に「右腰」に体重を意識して、そこでスタンスを「決める」形を作る。
・左肘は「必ず」脇を締める形でわき腹にくっつける。肘より先はそのまま真っ直ぐ(ボード正面に対して直角方向)か、やや身体側に引く。これにより前足側により重心を寄せやすくなる。また、左側の身体が揺れることで投げる手がぶれることを防止する。投げていて「どうも身体が前に倒れる?」と思ったときは、その左手を背中側に開いていくことでバランスを保つ方法がある。
#トピックス
左脇に「紙を一枚挟んでいる」イメージぐらい締めてよい>yae的解釈/お金とか、重要書類とか、不倫相手と温泉に行ってうっかり撮って捨てることもできない写真とか紙の種類は任意で。
「対戦相手が肘を締めていなかったら、俺は負ける気しないです」>Tetsu選手語録
D-sk選手は左小指にチップを当ててダーツを揃えて手のひらに載せている。それは「同じ動作で同じ高さにあるダーツを取るため」 動作を一連化、定型化することで、頭や身体が動いたり、イメージが乱れることを防止している。
続いては左足と胸の向け方について、でした。
●左足をややオープン気味に置き腕の付け根あたりの胸を狙ったポイントに向ける。
私、ほぼ方を真っ直ぐにして(ボードに対して直角にして)立って投げていましたので「むむ。これでは問題があるのかな?」と思っておりました。と。
・実は人間「真っ直ぐに引いて戻す」ことが結構難しい。
・身体を真っ直ぐにして投げると腕の筋肉しか使えない。疲れるという点がひとつ。それを胸の筋肉も使える構えにすることで、実際にはそんなに胸の筋肉を使っている訳ではないが、腕の筋肉が楽になる。楽になることで疲れにくくなり、また、力が入ることでイメージと違う振りをしてしまうことが減っていく。
・(詳細は後述しますが)ラインはボードに対して斜めで構わないのだから、若干斜め気味でも楽に安定して振れる腕の軌道を見つけて、そこにラインを作ってやればいい。
↓楽に振れる腕の軌道の見つけ方。確認の仕方。
・足先に向かって真下に素振りをしてみる。特になにも意識せずに振った軌道が、その人にとって最も楽な腕の軌道のひとつと言える。それは内側にこねたり、外側に払ったりしていないはずだ。
#この「下への素振り」は小森選手が編み出したものだそうです。KTM.さんやburn.選手のみなさんも「目から鱗」モノだったとのことです。オフィスでも出来ます。タクシーも止まりません。さすがです小森選手。
では早速、とその投げ方で投げてみます。むむ。やはりどうしても左側にダーツや腕が流れてしまいます。これは慣れるしかないな、と思っておりますと。
『フォロースルーは止めて』とのこと。
●フォロースルーはきっちり止める。これによりラインに対してどう投げて、結果がどうだったかの確認がしやすくなる。止める、ということについては、指先がボードに向いたところで無理に止めるという必要はなく、とにかく最後の形で止まりさえすればOK。
・スローイングフォームの練習、確認のために、一度投げて手先を止めたら、そこから逆再生のように戻してみる。これによりやはりラインに対してどう腕が通ったか、ゾーン(後述)はどうだったか確認しやすくなる。
#これはあくまでスローイングを重視した練習の時だけでよい。>yae的解釈 スローのテンポということが無くなりますので、毎回でなくていい、ということでしょうね。
それを練習しはじめました。斜めから腕を出していくことにまだ馴染めません。あれれ、ヘンテコな投げ方になってきたぞ。
『ゆっくり引いてー、ポン! と出す。yaeさんは全体に早いのと、引くときも力入っちゃってる感じするね。引く時はゼロの力、スローに入ったら100の力。そういうイメージね』
もちろん「100の力」というのは、力んだり全力投球という意味ではありません。その人のスローに使う力全体を「100」と見るならば、テイクバックは「0」のイメージでいいんだよ、という意味だと思います。
あと、これはtonoさんが練習していたときに出たお話でしたが、私にも合わせて言っていただいたので書きます。
●背が高いなら、それを最大限に活かすべき。ダーツにおいても身長が高いことは圧倒的な優位性があることを信じるべき。
・目線から下は「真っ直ぐ見る。または見下ろす」エリアとなる。すなわちそれは「同じアイポイントからの狙い方」ができるエリアと言える。身長が高ければ高いほど、その「同じエリア」を広く持てることになる。また、アイポイントより上のエリアは比率が狭くなるし、身長が高くない人よりも見上げる角度が緩やかであるため「真っ直ぐのアイポイント」とギャップが小さい。
↓で、あるならば
体重を乗せるための前傾はOKだが、頭や目の位置が下がるほどの前傾はするべきではない。せっかくの身体能力を活かせない。さらに、普段の生活のアイポイントとダーツを投げる時のアイポイントが異なると、脳がその視点のズレを把握しにくい。
ブルの高さ173cm近辺、またはその上に目が位置する身長の方、ぜひこのお話を一度ご自分の中に取り入れてみてください。気持ちだけでも随分楽になるはずです。
『でね。狙い方なんだけど。ラインの作り方って解ってる?』
来た。ライン。今まで何度となく耳にしたその言葉。また、tockieさん他周りからも「ライン作って乗せるだけなんだよ〜ん」といつも言われていました。が、どうも「どこだ! どこにあるんだ!」という感じで理解できず、私はいままで「狙ったところをじーっと見る」方式で狙っておりました。ダーツをはじめた時に「あれ? ここにこう腕を通して投げたらブルに入るんじゃない?」と思っていたモノがありましたが、フォームを変えたらそれがなんだったのか解らなくなってしまっていたのです。個人的に「本日の山場」という感じです。
「ラインというのが、実は私にはさっぱり解んないんですよ」と答えました。
『OKOK。じゃあまずブルを見て。構えて。で、これが3Dみたいになってずーんと自分の方に来ているというイメージをして。自分の目からじゃなくて、ブルの方から来ているイメージ。構えた手のところまで来ているイメージ。出来た? そう。それがライン』
見えた! これがラインですかKTM.さん! やったよtockie兄さん! とうとう俺にもラインが見えたよ!
『でね。ラインを“線”だと思っちゃダメよ。いや線で見て入るならそれでもいいんだけどさ。この幅。このブルの幅、大きさ全部の管みたいなラインだと思ったほうが楽じゃね? しかも自分の腕が動くとこに向けてぐぐーっと広がってきていると思えば楽でしょ? 円錐っていうかね。その中を、通ってさえいればブルに入ると。途中出ちゃっても最終的にその管みたいのの中を通っていればブルに刺さると。ね? 01ならアウターでも50じゃない。慣れてくればインブルの見方もわかってくるから。まずは大きく見よう。ブルを』
はいはいはいはいはいはい見えてきました解ってきましたよフォー!(住谷風)
『20Tも同じ。全部同じ。で、それを見るときに、ブルや20T“だけ”がそこある訳じゃないよね。ダブルリング、シングル、トリプル、と来て真ん中にブルがある。それを一回見て脳に位置関係を理解させる。そこからラインを引く。あ、ボードからラインを引くというのはアメリカ人的発想ね。ゴルフでもそう。そこにカップがあって、そこに入れたいからそこから手前に見てくる。逆もあるのよ。こっちからジーっと見る。そして目からラインを引く。それは日本人的な発想だね。どっちが良いということではないけれど、ボードから手まで引いたほうが、短くて済むから。楽。ね』
なるほどでございます。で、ちなみにJonny選手、嵐選手はアメリカ式(ボードから引く) 太郎選手は日本式だそうです。KTM.さんがかつて太郎選手に「どこ見てブル狙ってんの?」と聞いたところ「はい! ブルの真ん中を見て投げてるっス!」と答えたそうです。太郎選手のあのフォームには確かにその狙い方が合っているのかもしれませんね。また、嵐選手独特のあのフォームは「ラインを見て…その先を…その先をもっと見たい…」ということからの動きなんだそうです。
『で、狙い方なんだけども』はいはい次はそれを教えてください!
『胸をボードに向けると言ったでしょ。その胸を狙うところに向ける。真っ直ぐに。すると腕の出る位置は斜めに来る。胸からの真っ直ぐの線、ボードから腕へのライン。そのラインがターゲットに対する補助線みたいになる。そのラインを通す。そのイメージで狙う。補助線で狙う』
ああー。そうか! だったら真っ直ぐ引いて真っ直ぐ投げるということでなくて斜めでも確かに狙えますよ。胸が真っ直ぐで、腕が斜めにそこを。はいはい。で、ラインは線でなくて管だと。焼き鳥の串とかブレイドのロイヤルストレートフラッシュみたいに真ん中をウェ━━━━━━(0w0)━━━━━━イ!!と通っていかなくても入ると。手前がぶっとい羊羹みたいなのの中を斜めに通っていっても最終的に羊羹の中に入っていればブルに入ると。理解した! 「ブル超羊羹理論」の完成だ!>オリジナル過ぎ。
『他のターゲットも一緒。左足をちょっとずらして16Tとか、15Tとかに胸を向けて、補助線を引いて、投げる、と。ほら。立ち方毎回変える投げ方もあるよね。あれも良いんだけど一回ボードから目線切れるし、頭動いちゃうし、スタンスも入れなおさないといけないし大変だと。それにさあ、18T、16T、15Tとか胸ちょっと動かしただけで腕の振り方だけで打ち分けられたら相手イヤじゃね? しかもゆっくり引いて力入れてない風でそれやられたら勝てる気しなくなるっしょ』確かに。
『次はゾーン。ゾーンって聞いたことある? 無い。んじゃ説明するね。ダーツ始めたころって“構えて狙ったところに戻ったら放す”って習わなかった? 習ったよね。で、それ出来る? 無理だよね。難しいよね。だったらラインに向かって手が向いていって、そこから外れない“範囲”の中で放してやれば入るじゃない? リリースを“点”じゃなくて“滑らせる”っていうイメージね。リリースポイントじゃなくて、リリースゾーン。それがゾーンという考え方ね』
はー。リリースポイントと言っても確かに点では意識しずらいです。でもゾーンなら「このへん」という感じで理解できそうな気がします。
●ゾーンを把握するための練習法
・構えて反対側の手の指をダーツに見立てて握る。それをターゲットに向かって滑らせながら右手を抜く(投げた形にする)
『それくらいの許容範囲がリリースにはあって大丈夫、ということね』なるほどです。
『あとはー。そうそう。“なんとなく投げたとき”どこに行くか。外れたとき“いつもどこに外れるか”の把握をしましょう』
(;0w0)ウェ?
●なんとなく投げてみる。ハズレ方を覚えておく。
・特にじっくり狙わずポーンと放ってみる。その時にどこに行きやすいか、ということで自分のダーツの軌道の「クセ」を理解しておく。
・20T、19Tなど決まったところを狙って、外れる時にどこに外れやすいかを記憶しておく。
↓
この2つの組み合わせにより外れた時「いつものように」外れているなら、それに準じて微修正をして狙う。「おかしなハズレ方」をしているときは、どっか投げ方がおかしいので全体をチェックしてみる。
なるほど。自分の基準を作る、ということでしょうか。
投げ方についてはだいたいこんな感じで、続いて実戦練習。やはり順番そのまま。俺っすよね。俺ですよね。
内容は「胸を向けて、補助線で、ライン、ゾーン…」と考えての初投げです。ボドボドです。01もクリもさっぱりでした。あまりの酷さに「もう一回やりましょうか」とのチャンスをいただくも、馬や重りが俺のとき多くないすか。気のせいですか。そうですか。でもゴメンみんな! 俺があのとき一番手でKTM.さんに勝ってさえ居ればみんな全勝できたよ!>お約束
「斜めから投げるってのがまだ慣れてなくて。たぶん当分全然入らないと思うんですが、気にしないで新しい投げ方続けたほういいですよね?」と聞きました。と。
『全然気にしないで。すぐ慣れてくるから。選手もさ、フォーム見れとか言われて見て僕があーだこーだ言うじゃない。で、わかんねー! とかその日は言っててもさ、4日ぐらいしてから“どう? 元に戻す?”ってわざと意地悪して聞くのね。すっとさあ、みんな“もう戻せない”“無理無理”って言うのよ。4日。4日で身につくから』
とのこと。頑張ろう。
で。私のヘタレダーツ内容はともかく、実戦練習終了後、01の打ち方、クリケの打ち方を説明していただきました。
●01の打ち方
・200点台に入ったら「ハットでも上がり目がない」ならそれ以上を狙うなどして、ともかく上がり目を出すように打つ。その近辺で「削りのみで上がり目が出ない」ラウンドを無くすように打つ。
・最初はクリケットナンバーの倍数でアレンジする、という考え方が、計算もしやすいし「普段狙ったことがない11Tや11Dで上がり狙い」などという事態に陥りにくくなる。慣れている数字で上がろう。
・例えば「53」から上がりに行く時、17、15のクリケットナンバーを含む「3から10」のエリアにはどこにヒットしてもバストが無い。3本あるいは2本残っているなら、ピンポイントを狙うのではなくバストがないエリアを見つけて「あのへん」というくらいのリラックスした気持ちで狙うといい。減った数字でどんな上がり目が存在するか、ということも考えられればベスト。
・基本はやっぱり「32残し」 右利きにとって楽なダブルを残したい。また、オープンアウトがNGということではないが、将来的にハードを打つ可能性もあるんだから、どうせならソフトを打つときでも「ダブルで上がれる」アレンジをしておいたほうが後々楽。オープンアウトのルールだったらシングル2本でもちろんOKな訳だし。
その他いろんな数字で「どこから打つべきか」というお話をたくさんしていただきました。
●クリケの打ち方
・20は最初に何があってもクローズする気持ちで。20クローズしないと勝負のスタートラインに立てないと思うこと。20が空いた状態で他で逆転しても20Tを使われる状況が続いていては厳しい。>やっぱみんな20Tは練習している数字だからTを連打されやすい。
・先行で20を打つとき、シングル3本クローズでBフラ、20点でAフラ、40点でAAフラぐらいの考え方で打つ。まずは先行の20はシングルから入る。トリプル狙って1.5打ってしまうより、まずはシングル狙って必ず入れること。20Tを狙えるコンディションなら1本目のダーツの刺さった位置、飛び方を基準にして確実に20Tを狙う意味でも(いまのレベルなら)最初はシングルから入るべき。
・20で40点程度のリードをされてしまったときに、19ではなく20クローズでOKという打ち方もある。それほど20Tで加点されることはダメージがでかい。
・2マークになっているところで「締めたい」展開のとき、最初の2本は他の数字で加点なりクローズなりのT狙いをする。そのほうが心理的に楽なのでTが入りやすい。最後にきっちりシングルでクローズ。
・シングルでいいときは、無理してTやDを狙わない。Sでいいなら、Sをきちんと狙うべき。
・いまの段階では構える前に「トライ・加点・Sでクローズ」など「どこに投げるか」を決めてしまったほうがいい。「トライ・トライ・加点」などの「やること」でも良い。「2本目がこうなったから3本目どうするか」とか考えるのは、もっときっちり打てるようになってからでいい。
・シングルを3本入れればスタッツは「3」 先行ならシングルだけで勝てる展開もあるんだ、ということを常に忘れない。
・例えば同じ2.8ぐらいのスタッツで勝負が付いたとする。勝つのは? 戦略に優れているほうが勝つ。多少のスタッツ差なら、戦略でひっくり返せる。シングル3本打てるようになった後は、クリケットは戦略のゲームと思うこと。
・クリケットの戦略にすべて共通しているのは「相手が辛くなること」「相手に楽に打たせないこと」「相手が逆転するのを諦めるまで追い詰めること」をすること。そういう打ち方を「性格が悪い」とか言う人も居るかもしれない。だけど、トーナメントに出るからにはみんな勝ちたい。ソフトはダブルスが多いから、初めてあったパートナーでも、いつも打っている仲間ならなおさら「勝つこと」の楽しさを共有したい。ダーツが競技である以上「勝つための打ち方」を知っていること、することは必要なことだ。
この後は、トッププレイヤーを含め、いまダーツをやっている人たちがどのようにダーツを「競技」として楽しみ、またそれを世間に広めていくべきなのか。「ダーツでプロとして生活しています」ということを胸を張って言えるようにするにはどうしていくべきか。また、それに少年少女が憧れを持ってダーツに興味を持ってくれるためにはどうすべきなのか。などなどのお話を皆でしました。今回投げ方、戦略などで得たものもとても大きいです。しかし、それにも増してKTM.さん、出席したメンバー、そして私も「ダーツが好きだ」ということを感じられたというか、再確認できたことも大きな収穫であり、喜びでした。お忙しく、また体調も優れない中、本当にありがとうございました。>KTM.さん
その後はニューモデルの試投など皆でわいわいと楽しみました。率直な感想として「やっぱ道具ってのは進化していくもんなんだなー」ということ。今後さらに調整されて市販されていくと思います。Trinityファンの方は楽しみにされていてください。
最後にKTM.さんが仰っていたことを書きます。いまダーツを楽しまれている方すべてに共通していることだと思いますので。
『身体を痛めないフォームを一度身につければ、ダーツは長く投げることができる。おじいさんになっても出来るよね。老人ホーム対抗リーグ戦なんて楽しそうじゃない。「あの爺ィ今日絶対潰す」とか言って点滴持って歩いてったりとかさ。それが出来る競技だから。ある程度フォームが出来てきたら(今日の皆はもうフォームほとんど出来てるから) 狙い方ね。ラインと、ゾーンね。それが習得できたら、01で90ぐらい、クリケで3とか3.5ぐらいは普通に打てるようになる。そしたら結構勝てるじゃない? やっぱ勝つと楽しいから。続けられるしね。で、それ続けてったらレーティング13とかすぐだから。13打てるようになるともっともっと楽しくなるし、生涯スポーツとして続けられるようになるからね。みんなで頑張りましょう!』