あることをきっかけに、下着のメーカを変えました。海外製のものに。
トイレで腰掛けていると、足元にサイズ表示のタグが見えます。いろんな国のサイズが書いてありますが、見えるは「USA-S」というもの。
私は身長が180cmと数ミリあります(少し縮んだようです) 日本モノですと、まあLか大きめのMです。イタリア製の洋服ですと、基本はM、モノによってはL、という感じです。
が、USAではそれがS
しかし、アメリカに行ったとき、街中で思ったのは「アメリカ人そんなにでかくねーな」ということでした。
確かにいろんなお店で接客などをしている人の中には「これはデカイ!」と思う人も多くいました。が、街中だと背が低い人がかなりいました。
となると、アメリカ人の「サイズの大きさ」というのは縦ではなくて横幅が大きいのかもしれません。しかしながら、冷静に考えてみると「アメリカ人という人種はネイティブ・アメリカンを指すのでは」とか思ってしまいます。日本人といえば、まあ日本人だわな、と思うのとはちょっと違う、と。アメリカサイズ、というのはなかなかどうとらえていいのか分かりにくいものなのかもしれません。
余談ですが「こんなにデカイやつらばかりか!」と思ったのがフランス。まあデカイこと。縦にも横にもデカイ。身体に厚みがあるというか。仕事中に「おおこれは小さい」と思った方は「いや人種としてはイタリアッスよ〜」とのことでした。なんかイタリア人のほうがイメージ的にデカイのでは、と思っていたのですが、先のサイズの件からしてもそうでもないのかもしれません。
そのとき、フランス人の女性、イタリア人の男性と3名で昼食を食べましたが、2人が言うには「そんな量で大丈夫か!?」ということ。私が特にそうなのかもしれませんが、フランスで暮らす人々にとって日本人はどうも昼食の量が少ないようです。
私は子供用の量にしてもらい定食的なメニューを食べました。女性はオムレツとサラダでしたが、私が見た感じ卵4個は使っているのでは、という大きさ。サラダも半端ではなく、デザートも食べていました。男性は若鶏であるらしく小ぶりではあるのですが、鶏を1匹食べていました。
「今日はお客さんが居るから」とすばやく話し合った2人は、シャンパーニュをグラスで各1杯(私も)頼んだ後、あっというまにそれを飲んでしまい「お客さんがねえ」とか言いながら白のボトルを1本取ってやはり3人で飲みました。食事時間は開始に男性と私が仕事で15分遅れたのですが、13時15分まできっちり1時間。その間ほとんど彼らは喋りっぱなしでした。その量を食べたり飲んだりしながらずーっと喋る。1つの会話が終わると「キミはどうだ?」「日本ではどうだ?」と必ずフラれるので私もうかうかはしていられません。が、どうしてもその速さについていけません。途中で「この速度差は普通じゃない。なにか秘密がある」と思い観察を始めました。そこで気が付いたのは、彼らは「一瞬も手を止めないで食事をする」ということでした。
日本人は時折箸を置いたり(ナイフやフォークを置いたり)しますよね。特に食事中に喋るときには。フランスで暮らす彼らにはそれがありません。「手早く切る→噛んで飲み込みながらナイフを置いてグラスを取る→一口飲む→喋りながらナイフを取り切る→噛んで〜」この繰り返し。つまり、噛んでいるか飲んでいるかの間は喋り、そして切っているのです。エンジンで言えば(なんでよ)彼らは2ストローク、我々は4ストローク的な動きであるとも言えるでしょう。
食べるスピードについては、まあ昼食と夕食でも違うのでしょうが、アメリカで暮らす人々はそう早くはありません。しかし、量が異常です。レストランで出てくる「1人前」は日本の感覚で言うと「1.5〜2人前」です。残ったら持って帰る人も多いのですが、全部食べてしまう人も少なくは無いみたいです。
ある夜、1人で食事に出る機会がありました。NYのイタリアンレストランに行きました。「ベリーニ」というカクテルを開発したバーのレストランです。「食前酒は?」と聞かれたので、まあ冬でしたがそれを頼むと「いい選択ですよ!」といちいちリアクションがあるわけで。続いて前菜は、というので、モッツァレラと生ハムのサラダを「一番小さい量で」と頼みました。と「少ないですよ? 大丈夫ですか?」というようなリアクション。大丈夫です、ということで「パスタどうしましょう?」と。1人だし、ここはアメリカだし、ということで「要らない」と言いましたところ「パスタが要らないですと!」的な。で、まあなんとか切り抜けてメインを頼もう、と。なぜかここで「トンカツ的なもの食いてぇ」と思っていた私は「ビーフカツ ミラノ風」的なものを頼みました。「これは美味しいですよ。お勧めですよ!」とパスタを断られてがっかりした風の中年男性もテンションが上がってきました。で、ハウスワインのハーフを頼んだところ「じゃあ食べてからまた考えてください」と。これは彼の言うように少ないのか、と思ってぼーっと待っておりました。と、猛烈な量のパンがやってきました。「間違いではないか?」と思いました。他の席の2人用ではないか? と。しかし「あんたこんなところで働いてていいのか?」というような強烈な美女が「どうぞ」と明らかに私に言いましたので間違いではないだろう、ともごもごと食べておりましたところモッツァレラが来ました。ちょっと待て。これ少なくても丸ごと2つだよな? もしかしたら3つ? これが一番小さい量? 確認しました。「そうです」とにっこり言われましたのでもう腹を決めて食べました。食べても食べてもなくならない、この時点でかなり満腹でした。で、サラダの皿が下がってしばらくすると向こうから巨大な皿が来ました。まさか、と思っていましたが私のでした。日本のイタリアンファミレスで2〜3人分のパスタが乗ってくるような皿一面がビーフカツだと思ってください。厚さは衣入れて5mmあるかないかというようなものですが、見た目のでかさにやられました。これは・・・と思いましたが、なにか使命感のようなもの、また、残したときに理由を説明する英語力に自信がないので、まさに根性で全部食べました。
セクシー美女が再びやってきました。「なにかお魚か、またはこれからでもパスタでも?」 無理。食わなければ殺すといわれない限り無理。「食べたら今夜OKよ!」と言われても食わないだろうほど無理でした。ですので「結構です」と言うと「マジで?」というような表情。「では、デザートを!」というのも「いえ満腹ですので結構」と告げました。と「ちょっと失礼!」と焦ったような顔で奥へ。と、背はあまり高くないのですが、非常にもっこりとした体型の黒服紳士が出てきました。「何か問題(ご不満)でも?」とシリアスな顔です。「問題はない。が、量が私には多くて」と言いました(言えたはず) と、伝票をじーっと見て「本当に?」と。
アメリカもイタリアも半端じゃねえ、と思った夜でした。
だいぶ脱線しました。が、日本人ってやっぱり細いんでしょうね。国際的に見ると。
※フランスはパリから少し離れると英語がまったく通じない場合があります。「ファイブ」とか数でも無理な場合があります。「これは・・・」と思いましたが、日本で英語がバンバンに通じるかって言ったらそうでもないですよね。私も「いま海外だから英語だぞ!」と思ってなんとか片言で通じるかやばいか、というレベルでしかないので、部屋で一人になると安心しました。ただ、いずれも基本的に個人の住宅に泊めていただいていたので、いきなり家政婦のような方が入ってくることがあるので、何がしかの服は着ているようにしました。が、一度だけバスローブをひっかけただけの姿で歩いているところにコーヒーを持ってこられました(前は全開)。が、ノーリアクションで普通に置いて出て行きました。これも文化の違いでしょうか。
海外の方々は皆さん体に「厚み」を感じます。なんだろう、基礎的な部分での厚みを。今通ってるダーツバーにはたまに外国人の方がいらっしゃるんですが、どこの国の誰を見ても骨が太い感じがします。もう骨格からして厚い。私の体も同じサイズ(身長・服)の人と比べるとどうも中身が詰まってる感があったのですが、彼らに聞いてみた所「アナタはご家族誰かフォリナーなんだと思ってた」とアッサリ言われました。
なんだろう、あの骨はと未だに謎です。
「何をもって何人とするか」も難しいところではあると思いますが、結構みなさん「身体的にこれは・・・」というポイントはありがちですよね。私は歯とか皮膚の厚さとかが(人種的な問題ではないのかもしれませんが)「普通ではない」そうですし。はい。
Posted by: yae at December 11, 2006 07:49 PM