近所の焼き鳥屋に行った。
この店の店主は「ムッシュ」と呼ばれる70手前の老人だ。
若いころは相当に洒落た遊び人だったらしい。連れ合いがTシャツを褒めると(まあ、70前の老人が着るような絵柄ではない)「服なんてものは褒められたら上げちまったり、貰ってきたりなんてもんだ」と言っては僕の金魚柄のTシャツを「ちょうだいよ」と軽く言ったりする。(残念ながら限定製品なので進呈できないけど)
長く地元に住んでいる粋な老人。いや、彼には老人という言葉は相応しくないかもしれない。「オトコのベテラン」とでも言うべきだろう。ただ歳を取ってきただけの人間とは違うのだ。
自宅も近く、この店を長くやっていることで彼は「街の事情」に詳しい。近所のマーケットの老店員が辞めた理由(腰痛らしい)から、どの店の誰のレジに並んではいけないとか、交差点にミミズが異常発生したことまで、この街で彼が知らないことなどないのだ。
…「あなたなんて、やっぱりバール好きでしょ」
不意を突かれた。インターネットなどとは無縁のはずな彼が突然に、だ。
「ええ。まあ」
「アレだね。3時まではハッピーアワーだとか」
彼はT'sに行って見たいと前から言っていた。そこで悶々あたりに聞いたのか。しかしハッピーアワーはダーツは17時まで、ドリンクは19時までなんだが…。
「まあ、騒がしいっちゃ騒がしいわ。路上で飲んでるからな」
違った。彼が言ったのは最近近くに出来たカフェのことだった。バールをうたっているのだろう。
この街では、バールと言われて工具を思い出す人間は、そう多くないのかもしれない。それに、僕が手に持っている「メタファーとしてのバール」は僕にしか見えないのだ。
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違うな。これも違うな。オチが無いしな。しかも「メタファーとしてのバール」って無理から過ぎ。ってか俺持ってないしそんなバール。
Posted by yae at July 31, 2005 04:28 PM | TrackBack>それに、僕が手に持っている「メタファーとしてのバール」は僕にしか見えないのだ。
というか、語り手が「メタファーとしての」とか言ったら、メタファーにならないですよね。 (^-^;)
ぱっと思いつきですが、こんなん考えました。
『この街では、バールと言われて工具を思い出す人間は、そう多くないのかもしれない。
安心したのとがっかりしたのとが一瞬入り混じった。
僕は、バールのようなもので栓をこじ開け、
そしてグラスいっぱいにビールを注いだ。』
メタファーでビールの栓が開けられるのか、とか。
バールとビールは駄洒落なのかそうでないのか、とか。
自分のブログが更新できないという状況で人様のブログのエントリにちょっかいを入れるのはどうなんだとか。
突っ込みどころ満載で失礼しました。
>ハヤブサ兄ちゃん さん
ネタ系は「なんだかんだいってもネタ」なんでお好きなようにお楽しみ&突っ込んでください。
※手品というほど高級なものではないんですがw 書いたほうとしても詳細な説明はしにくいものですし。はい。
では、コメントありがとうございました。
Posted by: yae at August 2, 2005 01:39 AM