ある研究室のようなところに行く。ダブルベッドが2つある。片方にはチェ・○ウにそっくり、というかそのままではないか、というような女性が、もう片方には同じく長谷川○子そっくりの女性が眠っている。違いはといえば、肌の色が随分と白いように思われるぐらいだ。研究員風の男性が説明をしてくれる。
「これは?」とたずねると
「離婚請負抱き枕、という開発中の商品というか、システムというかそういうものです。見た目については、まあ、それぞれのご本人がある病院に検査などでかかったときに、こっそりと3Dスキャニングを行いまして」とのこと。こっそりと、という割には堂々とした態度だな、と思っていると
「離婚請負抱き枕には大きく3つの機能があります。ひとつにはユーザーの不安を取り除き、安眠させる働き。これにはいわゆる“添い寝”“男性を抱きかかえて眠る”ことの理想的フォームを徹底して検証し、あらゆる状況下でそれを再現する能力を持たせてあります。また、医療に用いられる笑気ガスに類したものも発生する機能があります。そのほか微量の麻酔をユーザーの体内に無痛で注入する能力もあります。不眠による精神の不安定を完全に取り除き、逆に安らぎを与えるのです」
はー、と思っていると
「続いては、強い性的満足をユーザーに与えることで、妻あるいはそれに準じる存在を失うことへの不安を持つ必要はない、ということを経験させます。抱き枕のほうが凄い、ということで。まあ、細かいことは申しませんが、人類がいままで経験したことがないような、と申し上げられる水準の快楽です」
はあ。てかそれ枕じゃなくてダッチ…と思っていると
「最後はボディーガード機能。この抱き枕はベッド表面に接触している限り充電され続けますが、非接触状態でも3分程度は活動が可能です。離婚時のトラブルなどで、まあ、なにがしかの存在に襲われた場合、ユーザーに肉体的危害が及ぶことを防止します」
「え、これ、自力で動くんですか?」と聞くと
「色が普通の人間より白い、ベッドから離れて3分以上活動できない、15秒程度しか走れない、食事をしない、排泄をしない、ボキャブラリーが少ない。演技以外の感情がない、以外はほぼ人間と同様ですね」
えー? ま、マジで? 「あのー、ボディガードって、強いんですかコレ?」と聞くと研究員は少しだけニヤリとして「人類がいままで経験したことがないような、と先ほど申し上げましたが、ソレです」と。「は?」と聞くと「詳細は後ほど申し上げますが、ある機能と、まあ、手による刺激で暴漢は立って歩くことは不可能、といいますか、うずくまってしまうでしょうね。で、多少はじたばたするでしょうが、身体にそう力が入る状態にもなれませんので、ユーザーがガムテープなりで手足を拘束してあとは警察に、で十分な安全が得られるでしょう」とのこと。
そんなに凄いのかな、と思っていると
「もちろん、この抱き枕はユーザーにとって心のよりどころな訳ですから、暴漢を撃退する際に、まあ、暴漢に“自分と同じような行為”をしているところが見えてはよろしくないわけですから、それは配慮しています。見た目には“背中あたりを押している”ようにしか見えないでしょうね」とのこと。
実際に体験をして(一部の財界人しか読まない機関紙に)記事を書いて開発ファンドへの投資を募ってくださいとのことで体験してみることにした。「お好み次第ですが、こちらの韓国女優タイプのほうが、現時点で完成度が上です」というのでそちらにしてみた。
まずは眠ることにした。抱き枕に促されるままに抱かれてみると、あっというまに熟睡した。起こされた。30分寝ていたのですよ、と微笑んでいる。こりゃ確かに癒される、と思っているといよいよソッチの実践に。
あらかじめ「30秒で止めます」と研究員に言われていたが、30秒でこんなに、というか「モータードライブでも付けたような」連射っぷり。死ぬんじゃないか、というかこのまま死んだら最高の死に方ではないか、というような快楽。抱き枕に身体のあちこちを拭かれたあと、また研究員と話をした。
「いかがでしょうか」
「いや、安眠もそうですが、快楽のほうがものすごいというか、どういう仕組みですかアレは」
「いわゆる性的な“テクニック”に関しては、あらゆる国と地域からのアンケートや映像、まあ、その道のプロのデモンストレーションの技術を数値化し、すべて再現できるようになっています。また、皮膚や粘膜に相当する部分の温度、素材についても現時点で最高と思われるものを使用しています。その他にやはり医療用の麻酔のようなものも、中毒症状がないものをさらに薄めて使用しています。また、これが独自技術ですが、先ほど皮膚などの素材、と申し上げましたが」
「はい。しっとりとしているというかなんとも普通の皮膚とは違うような」
「ええ。アレなんですが。といいますか、あの抱き枕自体が、遺伝子技術とロボット工学で生み出された、新種の生き物で出来ています。正しくは“アンドロイド”というべきでしょうか」
「あー。抱き枕そのものが、ですか」
「いえ、そうとも言えますが、厳密にはあの抱き枕はそれらの莫大な数のアンドロイドが終結して作られた形、なのです」
「えーと。イマイチ分かりませんが…」
「ですよね。あの、ざっくり申し上げますと、数百兆単位の数の小さくて白い蛇のようなアンドロイドが集結とというか束になってあの形になっているんです」
「えー!?」
「太いものでうどんぐらい。その太さ長さにも数万単位のバリエーションがあるんですが、細いものですと髪の毛より細い。髪の毛の1/10以下の細さのものもあります」
「そ、それによって? あの…さっきの…“身体の穴という穴に何かが入ってきたような”感触が…?」
「その通り。まあ、あなたが“穴”と意識されている部分はもちろんですが、眼や、毛穴、頭皮の毛根などの穴からも一部入り込んでいます。もちろん、身体には一切損傷はありませんのでご安心を。逆に一部エステ効果もあるぐらいです」
ほえー。こりゃ驚いた。それでさっきのような「超連射モード」に…。
「抱き枕を使用する際には、いろんな初期設定というか、ユーザー認識他諸々の段取りが必要なんですが、そのひとつに“マジでギブアップ”という意味の言葉を設定します。ユーザーがそれを言えば行為は終了しますし、その時間や、ユーザーの好みによって枕も優しげだったり、ちょっとSっぽいリアクションをしたりもするんですが、それ以外に抱き枕側で“これ以上は危険”と判断した場合、行為を中断する機能もありますので安心です」
「そのモニタリングの意味もありあちこちに管というか蛇的なものを挿入するためにそれらによる構成を? あ、あと暴漢撃退の際に薬物等をスムーズに注入するために?」
「もちろんそれもありますね。あとはまあ、結果としてこのやりかたが一番諸々を高機能化できたし、肌触りとかもベストの数値が出たんですが、最初は当研究所所長の“ミミズ千匹どころか蛇千万匹”を目指せ、とかそういうシモネタってか駄洒落っぽいものからのスタートだったりはするんですがね」と研究員。
はー、とかいいつつ「でも、もし眼を開けている人がいたら凄い絵柄に」と思っていると「眼はですね。いままでの被験者で“あけていられた”人は2人だけです。母数は1000人単位です。で、何度か申し上げた医療用のガスや麻酔的なものプラス、抱き枕により注入されている電気信号により、幻影を見ているような状態になりますので、まあ言って見れば“普段の抱き枕よりほんのり桜色”ぐらいに見えているわけで」
「枕ながらも行為に没頭、という演出ですか」
「ええ。あ、もしご覧になりたいなら、先ほど体験していただいた状況を撮影したVTRをご覧になりますか?」
記事を書く上では見たほうがいいのだが、ちょっとなあ、と思いつつなんとはなしに先の抱き枕のほうを見ると、毛布にくるまってこちらをにこやかに見て手を振っている。しかし本当に「結構色白」ぐらいしか人間と見た目が違わない。あーアレがすごいことになっているのは見たくないというか悪夢を見そう。なので断る。
で。
結局ソレについて開発は進んだんだろうか。。。とか。
財界の協力は得られたんだろうかとか。
ダーツ選手タイプでフォーム見てくれる方がいいなとか。
思いながら。
いつもだけど。yaeさんの夢は詳細がリアリティだなぁ。。。
Posted by: 智 at June 8, 2005 06:39 AM>智さん
書き漏らしましたが「女性用は作らない」とのことでした。理由は「このようなもので癒されるのは男性だけでしょう」とのことでしたw
久々パピコします!(w
なんて夢をみてるんだ
(ノ ゚Д゚)ノ ==== ┻--┻
朝っぱらからはしたない!
抱き枕は個人的に愛用しているのですが
心身ともに落ち着くのは確かだ。
防犯にもなる抱き枕は結構ほしいカモ。
ぜひこの夢を参考に、開発してください!
>智さん
じゃあ私が女性になりますのでプラマイゼロの方向でお願いいたしますw>なんのプラマイかw
そうはいうがな、大佐。
ステルスをとる事は俺がハットを出す
以上の苦労をするのは確かだ
というわけで、ステルスとってください。
お願いしますΣ(●w●;彡
>薫ちゃん@体温37.15分中
そうは言うがな、大佐。
ステルスよりはハットの可能性のほうが遥かに高いのが実情だ。ブラックや馬のほうがやはりまだ高い。