「三角、または3をモチーフにしたネットゲーム」を企画してくれと言われあれこれと考える。
・結構な設問数のアンケートで「趣味の合いそうな」3人組を編成。男女のいずれかが1名、という構成に。
・提携ECで条件を設定しての買い物で金額や買ったものが近い、あるいは同一だとチームポイントを獲得。
・食材や料理方法などをそれぞれの担当を分担して選び、メニューとしてきちんとしたものが出来るとチームポイント加算。
・3人で共同でブログを運営してもらうが、他のチームのをそれの書き込みなどを見て「このチームはマジで三角関係」と思ったら持っているチームポイントのすべてを賭けて「見破りトライ」をすることができる。当たればチームポイントは3倍、外れれば三倍分マイナスに。
だいたいそんな感じのもの。「難しすぎるわりにはたいして面白くない」という評価を受けたが「まあテストしてみましょう」という意見もありデモ版を公開する。自分もテストプレイヤーになってあれこれと行う。実は自分のチームも三角関係になってしまったが、そのうち1人がその事実を知らない。「見破りトライ」をされてしまったときは「正直に答える」のがルールだが、ウチの場合1人がそれを知らないし、知られるとかなりシリアスにヤバイ状況になる。どうしたものか。なにか理由をつけてテスト版から自分が降りる方向にしたほうがいいかもしれない、と思う。
その他にも微妙な悩みがありつつ、という感じで、ちょっと郊外のある娯楽施設に息抜きをするためにでかけることにした。前から仕事の後輩に誘われていたこともあり。
対外的にはには「健康ランド+ボーリング+漫画喫茶」のようなものなのだが、まあ、裏の顔というか半ば暗黙の了解的に「他のお楽しみ」があるというところ。マッサージのサービス、というのがソレに当
個室用のカードキーなどを受け取っていると後輩が「僕からメールがあるまでは何もしないでくださいね」という。なにか説明があるらしい。案内された部屋は体育館のような大きさで、真ん中に通路があり、両端に5階建てのように小さい個室が並んでいる。中は成人男性なら直立して歩くのは厳しい、というぐらいの天井の低さだ。
と、携帯にメールが来た。後輩からだ。「まず、この2つのURLからアプリをダウンしてください。2つとも同時に起動させておけますから、立ち上げたら携帯ホルダーに戻してください」とある。携帯ホルダーというのは各個室の壁にある充電器のようなものだ。
支持通りにする、と。個室にいくつかある液晶ディスプレイのひとつに後輩の名前と携帯番号が出た。タッチパネルになっているので「出る」という操作をする。と後輩の顔が映った。
「まずはこの仕組みについて説明します。これはこの建物の中にいる人同士で、携帯のアドレス帳に登録されている同士の無料TV電話通話ができる装置です。アドレス帳に入っていれば他の人から画面上で確認できてしまうので、イヤなら外しておいてくれ、ということになっていますが、実際この装置を使ったほうが得なことがあります。それがさきほどのアプリです」とのこと。はいはい、と聞く。
「まず、この店のシステムですが、女の子たちは胸の名札に“8千円”とか書いてありますが、アレは基本料金です。“手で”ということの料金です。あと、手書きのメモのようなものに“+5 +8(友)”とか書いたのをその下に貼ってあったり口頭で“プラ5、プラ8 友達”とか早口で言うことがあると思いますが、それは“手よりアレなソレ”と“最終的なソレ”の追加料金と思ってください。友達、というのは二つめの+の料金にその手前の+のサービスが含まれている場合の設定です。友達、がない場合はそれぞれの料金が個別扱いです」と。
えー入り口での説明は「そういうのは禁止。罰金」ということだったじゃないの? と思っていると「まあ、店も女の子も客も“知ってる人は知ってる暗黙の了解”みたいなもんなんですよね。でも、見つかるとマジ罰金です。それって経営側の臨時収入みたいなモンなんですよねー」と。へー、と思っていると「で、ときどき液晶に他の部屋の中が映りますよね? それって、まあ“見たり見られたりする”というお楽しみ要素というかハプニング要素なんですけど、それって実は監視目的でもあって。そこで見つかると罰金、と。それで、さっきの最初のアプリ、アレを起動させておくと、自分の部屋が覗かれる5秒前からアラートが出ます。で、覗かれが終わったら通知します。2番目のアプリを立ち上げておけば、万が一覗かれることを検地できなかった場合に、あらかじめ携帯で撮影した“何もしていない”ダミー映像を送り込むことが出来ます。20秒ぐらいの動画で良いんで、撮っておいてください」とのこと。
はーすごいもんだねえ、と言いつつ「でもソレって経営側にバレないの?」と聞くと「基本的にはバレてます。だけど、“その対策をしているかどうか”で、向うは“対策してるならしゃーないわな”というスタンスなんですよね。ここでの遊び方を知らない奴からはボルけども、とでもいうか」
ほー、と思いつつ、こいつ妙に詳しいなあと思い聞いてみると「やっぱバレました? ここって俺の友達が経営してて、さっきのアプリとかの仕組みは俺が作ったんですよ」とのこと。
「あとですね。今日は先輩や俺らの部屋には特別なサービスてかオプションをつけてあります。ここの女の子って、結構“いまは芸能活動してるけどその前はアレ”見たいな子がたまに働きに来るんですよね。特別な金額を支払うんでね。で、他の部屋でその子らがサービスしてる映像は全部フルタイム見られるようにしてあります。あと、必ず部屋の前に来るようになってますから、気に入ったらどうぞ、って感じです。あと細かい店のシステムはこれから案内ビデオ流しますんで見てください。あと、延長料金とか取られないようになってますから、5時間ぐらいは居ましょう。ではでは」とのこと。
ほうほうと思いつつ説明ビデオを見る。部屋の前を歩いていたり、カメラにアピールしている子が居たら液晶画面をタッチすると確認の後個室に入ってくる。5分以内にオプション料金を払ってサービスを受けるか、そのまま出て行ってもらうか決める、というのが基本らしい。
へー、と思っているといくつかの液晶パネルに映像が映り始めた。あらま。確かにバラエティとかでよく見る顔ばかり。へー、ほー、と思いつつ、ついずーっと見てしまう。案外安いな、とか、結構みな「友達」言ってるなあ、とか思いつつ。
Posted by yae at May 9, 2005 02:02 PM | TrackBack