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April 22, 2005

夢メモ_2:モノレールとへんてこPC

休憩ラウンジのようなところで横になっている。ここは巨大ショッピングモールと住居スペースとオフィススペースに分かれている高層ビル。ここは住居スペースの中にある。私はここに住んでいる。また、同じビルの中の会社に勤めている。

見るともなしに外を見る。と「どこ見てんのよぉ!」でおなじみの女性芸人が、集団でのエアロビのようなものを指導しながら自分でも踊っている。過度に露出度が高いレオタードを着ている。見せたがり屋なのか、と思う。

足先に違和感を感じる。知人の奥さんが私の足を掴んでもんだり引っ張ったりしている。とても楽しそうな顔だ。夫の知人とはいえ他人の足など頼まれても触りたくないのが普通だと思うが、とても満足そうだ。なにか彼女なりの満足がある行為なのだろうか。

社の若い男性(ダーツ仲間の顔と名前だった)と、女性スタッフ(見たようなことがある顔だった)が呼びに来た。取材だったか、と出かける。

取材は早々に終わった。帰ろうか、というと「せっかく久々に外に出たのだから(予定の帰社時間まで)少し散歩でもしましょうよ」と若手男性。若手女性も賛同している。では好きなところに連れて行ってくれよ、と任せる。
※この後、男性社員と女性社員は同時には存在しなくなる。片方しか居ない。

「yaeさん、海好きですか?」と若手男性。
「子供のときは好きだったけど。大人になってから海水アレルギーと日焼けの問題(赤くなりかゆみと痛みがあり、その後黒くならず色が戻る)があるので、どちらかといえば嫌いだ」と答える。
「じゃあ、見るだけなら平気ですか」と。「見るだけなら好きだね」と答える。
「ではこっちの道からトンネルを出ると、海に近いところを走るモノレールがあります。観光用みたいなもんなんで、都内まで停まりません。乗りましょうよ!」とテンションが高い。いいね、と従う。

トンネルを出ると、前を女性社員が歩いている。楽しいのか、スキップをしている。胸がゆさゆさと揺れている。なんとなく「ぼよーんぼよーん」と小声で言ってみる。聞こえてしまったらしく、こっちを微妙にいやそうな顔で見ている。「いや失敬。つい」などというとまたスキップをしだした。「ばいーんばいーん」よせばいいのにまたつい口にしてしまう。
「そういうこと言うの、やめて貰えませんか」と女性スタッフ。「ああ悪い。どうも胸が揺れているのを見るとつい」と答える。「そういうことを言われると、この間のことはやっぱり単なる遊びだったのかとか思ってしまいます」と。なんかやっただろうかこの人に。思い出せない。

「いやまあ、そういうつもりではないんだけども。親しみを込めてというか」とかあやふやな言い訳をする。と、なぜか機嫌が良くなり「モノレールはこっちですよ。空港で飛行機を見てから乗っても間に合いますから」とテンションが高い。

モノレールで社の近くまで戻り、徒歩でビルに戻る。荷物を置くために一度部屋に帰り、通路に出る。エレベータが一部メンテをしているので直通では行けず、一度病院などが集まっているフロアで乗り換える。知人の歯医者の前を通ると、知人が治療をしている。と、知人夫妻の小さい子供が歯医者近くの通路で派手に転んでいるのが見えた。あれれ、と思っていると、知人の夫人が派手な浮き輪のようなタンバリンのようなものを取り出した。歯医者に来ている子供をあやすものだろうか、いずれ透明のプラスチックの中に緑とオレンジの玉のようなものが入っている2個つのそれをぱかっと割り、中の玉を組み合わせて小さな打楽器のようなものを作った。知人の歯医者にもそれを渡す。知人は治療中の子供に「ちょっとまっててね!」と告げると、真剣な顔でそれを受け取り、通路に駆け出していった。夫人も後を追う。眺めていると、転んだ自分たちの子供の5mほど前で一旦停止した。
「○○でー、○○な子供は泣かない〜。泣いてもすぐ笑う〜」とかなんとかオリジナルの歌詞とメロディを知人が歌い踊りだした。夫人も同じ振りで踊りながら合いの手のようなものを入れている。それをやりつつじりじりと子供に近づいていく。
なんだろうあの曲は。というか動きが変に本格的というか、素人の踊り方ではない。やがて子供の周りをくるくると回りながら踊りだし、子供も笑いながらそれに加わって3人でくるくるやっている。変わった教育方針だな、と思う。しかし、ある意味それだけ円満な家庭の夫人が、なぜ私の足などをもんだりしたのだろうか。疑問は残るが、社に向かう。

この会社は、音楽の制作とプロデュース、また、新しい音楽、映像配信の「やり方」を研究しつつ実践するという会社だ。ちょっと普通の音楽、通信、広告会社と仕事の仕方は違う。社長は「世界のS」と言われる超一流ミュージシャンだ。我々はSさん、と呼ぶこともあるが、たいがいは「先生」と呼んでいる。本人はどっちで呼ばれても気にしていないようだ。その下に「部長」と呼ばれている副社長が居て、その下が「主任」と呼ばれる私。この3人は、社からの家賃補助でこのビルに住んでいる。若手は「できるだけ近くに住むように」との家賃補助はされているが、さすがにここやすぐ近くには住めず、電車などで通勤してきている。

「取材どうだった」と先生。「ええまあ。帰りにちょっと○○くんにセクハラじみた発言をしてしまい反省中ですよ」と軽く答える。「ま、いんじゃないの。でも社内恋愛はきっちり続けるか、別れても仕事に影響がないようにな。影響があるなら、彼女には辞めてもらうよ」と冷たい笑みを浮かべている。「いや、大丈夫ですよ」と答えるが、彼女と自分になにがあったのか、どういう関係なのかがまったく思い出せない。まあいいか、と仕事の準備をする。

「私のメインPCの構成を組み替えるので、フォローを頼むよ」と先生。あー来たんですか、とデスクのほうを見ると、ディスクユニットが数機高くつまれている。アレ全部入るのかよ! と驚く。先生と私の机の間には、背中合わせで部長の机があるだけなので、その隙間を空けて隣に先生の机があるわけだが、部長が一時退避しないとセッティングが出来ないほど機材が多い。

「さてさて。待たされただけのかいがありますかどうか」とか言いながら先生がディスクユニットを机に組み込んでいく。私たちが使うコンピュータは最新式のもので、基本的には
・いわゆるワークステーションクラスのPC機能
・映像、音楽データ出力用レーザーディスクバージョン9
・同入出力用ブルーレイディスクおよびリライタブルDVD
・大容量高速レイドリムーバブルHDユニット
・リアルタイムデータバックアップ出力用大容量メモリユニット
基本的にこれらで構成され、高速ネットワークでバックアップサーバ、アプリケーションサーバに接続されている。ハードウェアの見た目としては「ちょっと厚めのHD/DVDレコーダー」に見えるわけで、私の机にはそれが2機組み込まれている。この事務所で使われているPCは、基本的に筐体は「机そのもの」なのだ。しかし、先生のソレはPCのユニットが今回7機ほどあるようだ。机ごと発注したのかもしれない。

「そうだ。先生のはあらかじめバージョン9のレーザーディスクですか?」と聞くと「それで待たされたんだよな。だからアレだよ。バージョンアップは要らない、というかこっちの9のバージョンのほうが新しくて安定してるはずだ。まずはキミのをこれにシンクロさせてみてくれないか」とのこと。

このPCのメインの機能は音楽と映像を作りながら同期させ、それをリアルタイムでも録画した形でもネットに配信できるという部分で、それに一番大事なのがレーザーディスクとそのOSなのだ。レーザーディスクのOSがLinuxの上にかぶさる形になるので、実質レーザーディスクのOSを操作することになる。また、これはライセンス登録をした機種同士であれば、最新のものを他の機種に吸い取ることが許されている。データのバックアップはあるし、なにしろ先生のはこれ以上ないクリーンインストールの状態なので、吸うなら確かに今がいい。

「了解しました」とデータのバックアップを再度行い、メニューから「筐体ロック解除/ユニット排出」を選ぶ。数個の警告ダイアログをクリックし、最後は静脈認証。「筐体から5メートル以上離れてください」とアラートが出る。先生も下がってくださいね、と声をかけてから最終OKをクリック。「ばっしゅーっ!」ド派手な音が上がって冷却ガスが漏れてくる。モニタやキーボードをあらかじめよけたスペースが開き、2機のユニットが出てきた。ガスが収まったら近寄れるので、メンテ用の手袋をして「ディスク排出」ボタンを押す。OSの吸い取りは中にあるボタンで液晶の確認画面を見ながら行うのだ。ちょいちょいと設定してOKを押す。ディスクの周りが青く発光しはじめながら蓋が閉じる。「この瞬間がきれいなんだよなあ。無意味にOS吸い取りたいときあるもんな」と先生が笑いながら言った。確かにあの青い光は妙に神々しいほど綺麗だ。

「ぎゅぼぼぼぼぼぼ」ディスクの書き換えが行われている音がする。ユニットが筐体の中に引っ込みはじめた。「正常終了」の合図だ。モニタなどを元に戻そうとすると、先生の使っていたでかい液晶モニタが床に置いてある。

「これは?」とたずねると「いやーごめん。どうしても新しいもっとでかいのが欲しくて買っちゃったんだよねー」と照れ隠しのように笑っている。これだって2ヶ月使ってないんじゃない? と思い「経費使いすぎですよ」とちくりというと、「良かったら前の使わない? 無駄にならないじゃんよ」と言っている。言ってみるもんだな、とありがたくもらうことに。

なんだかんだと設定をしていると先生が「あ、今回ついでにさ。国内すべての映像チャンネルと、海外の一部の番組を全部録画しておくシステム作ったから。1週間単位で消えちゃうんだけども。バックアップはしていい契約にしてあるし、みんなの端末からでももちろん見れるし。これであれだな、テレビを気にせず仕事してもらえると。徹夜上等だな!」と笑っている。これ以上残業させる気か、殺す気か、と思うが、まあ、作業の中では「処理待ち」でひまそうにしている社員もいるし、いいことかもと思う。

「はいはい飯ですよ〜」と部長が帰ってきた。ああメンテが終わるまではセキュリティ上席を外せない(静脈、網膜認証登録が連続であるので。本人以外にもう1名登録が必要なものなども)ので弁当でも買ったのかと思う。先生が弁当なんて珍しい。大概はビルの中の高級飲食店で2時間はかけて食事をする人なのだ。
「弁当3つと、おつまみ盛り合わせとビールですよ」と部長。ひとまず部長だけが持っている「PCが入っていない机」に集まって食事をすることに。っていうかこれ弁当か? 俺らが知っている「持ち帰り弁当」とはもう見た目も入ってるものもぜんぜん違う。つうか領収書がチラッと見えたが、18万円? 数え間違いじゃねえだろうな、っていうかこれが1万8千円だったら逆に驚く、というほどすごい内容だ。

「食うか。あ、悪い。待ってるからさ、俺の部屋のアレからワイン、そうだアレがいいや。この間の。持ってきて」と先生。我々3人はお互いの部屋に「ワンタイム許可」を発行した汎用キーと静脈認証で出入りできるようにしてあるのだ。

「待ってなくていいですよ」と言ってとりにいく準備をすると「待ってるから」と部長。いやどうせ待ってないだろうなとは思いながら通路に。

通路では物まねパフォーマンスをやっている。このビルの名物パフォーマー集団で、10数名がぐるぐると同じフロアを歩いているがそれぞれお互いのまねをしている。「一番最初に真似をされたのは誰か」を当てるゲームに500円でトライできる。当たれば1万円もらえるのだが、なかなか当たらない。事情通に聞いたところ、イカサマなどはしていずに、純粋に技術で勝負しているのだそうだ。今日のテーマは「脚の悪い老資産家男性」とのこと。皆同じに見える、というかそのテーマで10数人同時に歩き回られてはさすがに薄気味悪い。


Posted by yae at April 22, 2005 02:55 PM | TrackBack
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