どこかの部屋で寝ている。と、下半身に違和感。某有名女性コラムニストが私のソレをいじくりまわしているのだ。何やってんですか? と聞くと「んーなんか楽しいかなと思って」と曖昧な回答。えー?と思っているうちに危ない感覚。あれあれやばいやばいと思っているとぱっと顔をかぶせて始末してくれた。「(タイミングが)よくわかりましたね」というと「まー女やって長いんで」とティッシュに吐き出して笑っている。
隣の部屋では何か料理をしている。私も手伝わないといけないな、と思って参加する。が、どうも水道の調子が悪く、みなてこずる。なんとかスープと、カレー数種類を作ったが、誰が食べるものなのかわからない。
テーブルを見ると「カレーを作るとよい」と表示された機械がある。小さい弁当箱ぐらいの銀色の金属ボディで、中心部に液晶画面があり、文字が表示されるのだ。
「ああ。“決める機械”の指示か」と思う。さっきのコラムニストの行為も機会の指示だったのかもしれない。
この機械は1年ほど前から実験的に市販が開始されたもので、どういう仕組みかは知らないが「回りにいる人々の行動に間違いが絶対にない指示を出す」ための機械だ。通称「決める機械」と呼ばれている。
することが無くなったので帰る。飛行機に乗った。随分と遠くに来ていたのか、それとも「飛行機で帰る」という指示が出ていたのかはよく解らなかった。
家に着くと妻と2人の娘が居た。機械を見ると「速やかに離婚すること」と出ている。えーなんでだろうか、と思うが「機械の指示ですから」と妻は書類を書いている。子供たちは妻が連れて行くそうだ。機械をまた見ると「2ヶ月は住んでいてもよいが、元夫とは口を聞かなくてよい」と出ている。2ヶ月居るのかね? と聞くと「いえあさってには引越しのメドが立ちましたから」とのこと。まあ、機械の指示だからなあ、と思ってぼんやりしていると来客。夜のニュースワイド番組で人気のハーフのアナウンサーが立っている。
「一日愛人で伺いました」とのこと。よく見る「一日署長」のようなたすきのソレをかけている。妻と子供たちは引越し準備ということで出かけていった。さて、一日愛人とは、と機械を見る。「ドラクエをする。一日愛人はその間ずっとご奉仕を」とのこと。えーっ? と思うと「どっちの口がいいですか」とまたストレートなことを聞かれる。「じゃあ上で」と答えると機械を確認している。「1回目は上からすぐ下でそのまま終わる形でお願いします。あとは上でも下でもお好きなほうで大丈夫です。避妊はしなくていいと書いてありました」とのこと。あーそうですか、ともう任せることにした。
夜になってアナウンサーは帰っていった。明日からドラクエやったら「普通にドラクエをすること」に逆に違和感があるのでは、と心配になるほど激しいドラクエタイムだったわけだが。「明々後日にまた来ます」とのこと。は? と聞くと「機械に出ましたので」とのこと。はあ、と返事をすると今度は見知らぬおばさんがやってきた。
「食事をお作りしますんで。えーと、しょうが焼きですね。機械の指示は」とのこと。出来上がったので食べることにした。「明日は別のおばちゃんが来ますから」とおばさんは帰っていった。「早寝早起きをして早い時間から仕事。夕方からは改めて指示あり」と表示されている。じゃ寝るか。