本当にどうでもいいこと。
随分と前のことになるが、仕事で何がしかのキャンペーンに応募してくださいね、という文章を口頭記述した。私が喋ったのを担当の女性がPCに打ち込んでくれる、というやり方で。
〆の一言をどうするか、という話になった。
「どんどんご応募ください、とか、どしどしご応募ください、ぐらいの柔らかさにしますか?」と私が聞いたところ「…どしどしって、どういう意味、というか語源なんでしょうか」と聞かれた。恥ずかしながら知らなかった。というか、彼女が「どしどしはあまり使いたくない」と思っているニュアンスは伝わってきた。ので、とりあえず「ふるってご応募ください」にしてもらった。
それ以前にもそういうことはあったと思うが、それ以来時々「どしどしってなんだよ?」とか思うことがある。
さっきも、冒頭に書いた「マダむんむん」というのはなんだったか、ということが入浴中に気になってしまった。「ダチョウ倶楽部のギャグだった」ということは思い出した。が「なにかの番組のタイトルだったか?」ということははっきりと思い出せなかった。
風呂から出た後、ググッたら解った。「当たらない」ことで安定している某局の昼の時間帯の番組のタイトルだった。
この「むんむん」というのは「お色気むんむん」というような言われ方にほぼ限定して使われている。「やる気むんむん」などとはあまり聞かない。いずれにしても、このような「繰り返しにより何かの状態やマインド的なことを表す表現」というのは、基本的に語源もきちんとした意味もわからないものが多い。
例えば、天気や自然のものを表す言葉には、比較的「その音や、いかにも“そういう音がしそうだ”ということから用いられた」ものが多いように思う。例えば
・雨がしとしと降っている
・川がさらさらと流れている
・雪がしんしんと降っている
などだ。なんとなく「音」を感じるし、納得できる部分が多い。
それに対して、先にあげたようなものはやはりどうしても「?」な部分が多い。
・お色気むんむん
・どしどしご応募ください
・どんどん暑くなってきた
・じゃんじゃんバリバリとお出しください
最後のソレなどは、ふざけて使う以外はパチンコ屋以外で耳にすることも少ない。さらに、特徴としては「汎用性に乏しい」ことが言えるかもしれない。組み換えがきかない、という意味で。
・お色気じゃんじゃんバリバリ
・むんむんご応募ください
・どしどし暑くなってきた
・どんどんとお出しください
どんどん、はまだ組み換えが効く、ということにいま気がついた。が、
・むんむんご応募ください
これはありえない。というか、どうやって応募すれば“むんむん”なのかが解らないので、行動ができない、と言える。
「雰囲気だから」と言われてしまえばそれまでのことだということは解っているが、不思議であることもまた確かだと思う。
Posted by yae at July 18, 2004 03:43 PM | TrackBack