ネット、というものも変わりましたね。いいか悪いか、については別の話として。
ベリーハルマゲドン パソコン通信 >こちらにリンクとトラバさせていただいています。
なるほど、と思わせられる部分がほとんど、というか、異論まったくなし、という感じです。>元エントリーに対して。
ですので、ここでは私のパソコン通信とインターネットについて思うこと、の雑文を書かせていただきたいと思います。
一番最初にパソコン通信、というのに触れたのは、仕事上のことでした。当時、関わっていた作業の内容の関係で「あんたとりあえずパソコン通信やって。というか、アカウント来ている(配布されている)のでそれを使って」という感じで取り組みました。他社さんが「外部関連企業との連絡に。また、社内の連絡に」使うためのものでした。ニフティスタイルに近かったかも、という印象があります。
でも、それはつまらなかった、というかしょせん借り物というかよそ者な訳ですし、メールを使う相手もいないので「なんということもない」印象でした。
その後、いわゆる草の根BBSというものに「面白いっすよ!」と友人の進めでアクセスしてみました。いろいろな知り合いが出来ましたが、やはりサエキSSさんが言及されていたように「広範に及ぶ」局面があり、知り合った方々全てと円滑にコミュニケーションできたわけではありませんでした。が「道具としての可能性」はとても「アリだアリ!」と興奮して取り組んでいた気がします。
やがて私は、やはり業務の関連からニフティのアドレスを取得しました。いまとしては「よろしくない」行為とは思いますが、個人的な趣味のフォーラムに入り浸っておりました。楽しいこともたくさんありました。お一方だけですが、いまでもそこで知り合った方との交流があります。ある「事件」をきっかけに、私はそこから撤退することになりました。通信というものの「怖さ」を知った時代でもあります。
その当時、地下鉄サリン事件がありました。事件の大きな現場の一箇所である駅に勤務地があった私は、ニフティや草の根BBSを通しての数多くのメールをいただきました。「生きていますか?」という内容の。ネットってのは凄いもんだ、と実感しました。
ニフティにも「インターネットメール」というものが導入された時期よりちょっと前でしょうか。私はやはり業務で「インターネット」というものに取り組み始めました。始めた、といっても「メールアドレス1個足すレンタルサーバ」というような個人用途のものを法人で契約した程度の規模から始めた形です。ISDNを使っていたらかなりのパワーユーザとかそんな時代だったと思います。200kbを超えるようなファイルで1枚のWebページを構成する、またはメール添付することなどは「罪」あるいは「事前にお断りを入れてから」ではないとNGな時代でした。専用線、常時接続というものも、当時は高嶺の花で、そういう意味では「インターネットで可能になること」が、まだまだ「理屈では可能」というレベルに留まっていたか、それを体験できているのは一部のエンジニアや専門家だけ、という状況の中で私のインターネットへの接触は始まりました。HTMLを勉強する前は、メールとweb閲覧のみをしていましたが、当時はまだ「何のページを見るべきか」もよくわからないというか、そもそも日本の企業ページってあまりなかったように思います。
もちろんいまのインターネット環境と当時のものを、スペック的に比べることはあまり意味がないことだとは理解しているつもりです。ブラウザもHTMLも、インフラもなにもかも違いましたし、先に書いた「常時接続」は膨大な金額がかかり、PCのスペック自体も違います。メールもいまの仕組みとは違い、「6時間後に届けば早い」というようなものがまだまだ主流でした。しかし、自分が使っているMacにHttpdのシステムをセットアップし、インターネットに接続した状態でそれを起動、別のPCからMac側が「一時取得したIPアドレス」を打ち込んで「Webページとして表示された」瞬間、そしてそのページにテスト用に入れ込んであったYahoo!へのリンクがきちん機能した(当たり前のことですが) ときは「これはもうインターネットというものはなんだかよくわからないが本当に凄い可能性があるものなのでは」と1人で興奮していたのを覚えています。
その後発展した掲示板システム、個人HP、メールシステムの洗練化、常時接続、携帯電話へのインターネット技術の導入。これらがインターネット利用を「わかりやすく、情報価値あるもの」として認知、普及の起爆剤となったことは、もう私などが改めて言うべきことでもなくみなさんも体験されたことでしょう。個人的には「i-modeメール」にかなりのインパクトと利便性を感じていました。自宅環境がまだダイヤルアップだったため、個人用アドレスに来たメールをi-mode端末に転送していました。全文は読めませんが、だれからいまメールが来た、ということが解かるだけでも随分便利でした。重要そうなものがあれば、PCを起動、ダイヤルアップして全文を読み、返事を書いて、という流れですね。ただ、パケット台は結構かかりましたが。
上で書いた技術発展によるインターネット利用の一般化は
・個人が所有する情報の共有化
・出版、という形以外でのパーソナルな情報発信が圧倒的なローコストで実現
・遠隔地の家族に対するコミュニケーションの利便性
・相手の生活時間帯を気にしなくてもいい連絡手段
という「表の側面」にも大きな貢献はあります。また、これまたみなさんご承知の通り、人間の「欲」の根深いところにがっちりとインターネットは食い込んだと思います。
金銭欲、名誉欲、飲食欲、性欲・・・。あらゆる「欲」をインターネットは飲み込み、それらを「満たすことができる」技術、仕組みを進化させてその要求に応えました。かつての「ビデオ」がそうであったように。ただ、ビデオやデジカメでは満たせないものもインターネットは飲み込んだわけですが、それらと共通して「ユーザの皆様のご期待に応えて」来た部分は、ぶっちゃけ「性欲」ですよね。
性の欲求を満たすものとしては、さまざまなツール、システムが世の中に存在しています。その中で、私が1900年代最もセックス方面に貢献したツール、それはインターネットではないか、と思うときがあります。
#なんかこの後デスログ化しそうです。泥酔はしていませんが飲んではいます。が、頑張って書きます。まあ、下はシモですが。
インターネットがセックスに関してブレイクスルーさせたものは
・手軽に無料で得られるエロス(画像、動画、テキスト)
・性風俗産業に関する情報入手とアプローチのしやすさ(もう性風俗雑誌はいらない、と)
・いわゆる「出会い系」という行為において、テレクラに対しての圧倒的なローリスク、ローコスト化
・秘匿性を保った状態での口説きが可能(メール、チャット)
もっともっとたくさんあるでしょうが、いま思いついたのはそれくらい。というか、それだけでも凄いですが。
私が最も注目したいのは最後に書いた「秘匿性を保った口説き」です。
それまでは、興味を持った異性(同性の方もいるでしょうが)に対してのアプローチは
・電話
・手紙
・ファクシミリ
・対面で
というものが主流だったと思います。というか、それ以外には少ないですよね。「人づてに」「伝書鳩を」という人も「なくはない」のでしょうが。
それらに対して、インターネット、特にメールを活用することのアドバンテージや特徴は
・(お互いに)周囲にバレにくい。
・時間帯を気にしなくて良い。
・場合によっては、一度もお互いに会ったことがないのに、恋愛感情に近いものが生まれてくる。
です。特に電話に対しては「じっくりと練りこんだもので伝えられる」利点は大きいですね。電話はライブで、メールは「VTR送出」と考えていただければわかりやすいかと思います。
これは特に
・既婚者
・内気な女性
に対して、ものすごい「背中を押した」効果があったのではないか、と思います。モラルを一部すっ飛ばしたことを書かせていただけるなら
・バレにくい
・かわいらしい自分を練りに練りこんでアピール可能
ですから。
内気な男性諸氏においては
・イカシた自分を練りに〜
ということもありますが、メールで女性たちがある局面で繰り出す「アホっぽいがもう可愛らしさアピール満点」の顔文字入りメールや、チャットでふと出てしまう「女性らしい物言い」の文章の破壊力は、他のメディアでは出せなかったお味、と言い切ってよいものだと思います。これについてはパソコン通信時代のメール、チャットでも可能でしたが、その普及度はまったく違います。
現在私は、そのような局面を体験することはなくなりましたが、かつてはそのようなことも経験していた時期もあります。画面に表示される文字を見てエロスを感じたりしながら、ときにはふと我に返り「いま、ネットを流れているトラフィックのうち、エロス関連はどのくらいの比率を占めているのか」と思ったりしたことも少なくありません。
このページをご覧いただいている方たちや私が生きているうちに、インターネットを越える「エロスにお役立ち」な道具はもう出てこないかもしれません。可能性があるとしたら
・物凄い強烈な性能(感触、避妊能力、性病日防止能力)を持ったコンドーム
・使わないわけにはいかないような効力を持ったセックスドラッグ
・DVD等に連動したUSB接続等のオナグッズ(男女別)
などは「可能性としてはアリ」かももしれません。しかし、一般への普及度でインターネットを越えるものになるということは考えにくいです。私論ですが。
それ以外にも色々な側面はあります。が、私の中でインターネットは「20世紀最強のセックスツール」のひとつである、という考え方を持っております。もちろんパソコン通信でも可能だった部分もありますが、それをさらに開花、一般化させたのはインターネットである、と。
だからどうしたー、というエントリーかもしれませんが、サエキSSさんのエントリーを拝見して思った結論は、これでした。
僕が仮にキャプテン翼だったとして、パスした相手が見事なダンクシュートを決めた気分です。
まあやっぱ、エロですよね。
パソコン通信の時代から2400bpsのモデムを使ってファイル名しかわからないエロ画像をダウンロードして、最大で16色しか発色できないパソコンで閲覧してたのは今考えると涙ぐましい努力です。
装着した途端あまりの付け心地に昇天してしまうコンドームなどがあったら大変だなと思いました。
Posted by: サエキSS at April 20, 2004 10:51 AM>サエキSSさん
南葛中学・大空翼→陵南高校・福田吉兆/スルーパスからのアリウープ(2点)
ですかね。球技であり、シュートという行為で得点、というぐらいしか共通項がないと。
> 装着した途端あまりの付け心地に昇天してしまうコンドームなどがあったら大変だなと思いました。
手段であるはずなのにそこで目的が達成されてしまうわけですから、対人関係を破壊しかねない技術進化ですねそれは。
モデム速度のコメントをいただきましたので、パソコン通信時代から現在まで、どのような環境でネットをしていたかを書いてみます。#CPU速度他他の周辺機器などとのからみで実効速度は決まるわけですが、そのへんは大雑把にいきます。##パソコン仕様歴も「込み」にしたら長くなってしまいました。が、まあ、それはそれでありか、ということでそのままコメントします。
○パソコン通信以前
所有PCはMacintosh Plus HDもなければメモリは2MBという当時の段階ですでに過去の遺物。「チップインさせるとフリーズするゴルフゲーム」「どら○もんも逃げ出すようなお楽しみポケットな女性にちょっかいを出すエロゲー」ぐらいしか使っていなかった。
○パソコン通信時代
Macintosh Centoris 650を購入。友人が1200bpsのモデムを貸してくれる。パソコン通信始める。が、さすがに遅い。
↓
ジャンク屋で2400bpsの中古モデムを買う。若干早くなったかな? と思うが、劇的ではなかった。
↓
9600bps製品をじわーっとうらやましそうに見送る。そして14400bpsモデム流通開始とほぼ同時にゲット。「別世界に来たのでは」というほどの激速に感動する。
↓
個人売買でMacintosh Duo 210購入。おまけで9600bpsモデムを貰う。PhoneTalkだかいうAppleTalk互換環境(モジュラーケーブルでLANを構築するもの)を構築。部屋の中が妖しくなりはじまる。
○パソコン通信/インターネット共用時代へ
パワー不足を感じPowerMacintosh 7600を購入。また、インターネットをするにはもう限界、ということで28800bpsモデムを購入。LANに加え、それぞれの端末からインターネットに接続できる環境を構築。目的は「メール環境の予備として」つまり、かなりインターネットメールを重視する時代に。パソコン通信はニフティ中心に。
○インターネット専用時代へ
パソコン通信でやっていたことがほぼインターネットでもできるようになったことを主な原因としてパソコン通信からほぼ撤退する。パソコン通信経由でメールをやりとりしていた人たちとも、ほぼインターネットでのソレが可能になったことも理由。
↓
28800bpsに激しく不満を感じる。世間はとっくにISDNや56000bps環境に移行していたのだが、諸事情により金銭面がどん底状態であり、買い替えできず。自宅でのインターネットはメールのみ、という形になるが、送られてくる添付ファイルに「野放図な容量」のものもちらほら出てきて困る日々が続く。
○インターネット常時接続時代へ
CATVインターネットを導入。PowerMacintosh 7600のCPUをG4/350Mhzに換装。256kbpsという見慣れぬ単位の速度単位。「何倍になったのか」という計算をする気もおきないほど速度差がある。速ぇ。エロサイト見放題。
↓
512Kbpsになりました。とCATV会社より通達。速くなったような気がする。
↓
756kbpsになりました。と。今度はかなり速くなった気がする。
↓
初めての自己所有WinマシンとなるVaioノートを購入。無線LANも入れてみる。(bの規格、安さとネットのスループットのほうが低いため)
↓
1.5Mbpsになりました。との通達。続いてすぐ2Mbpsに増速される。Vaioのほうが「少しは早くなったかな?」というくらいの体感しかない。無線LANの問題か、あるいはもうCPUが付いてこないのだろうなあ、と思う。が、まだメインマシンがMacだったため、あまり気にしなかった。
↓
CATVに10Mbpsコースが登場、というより、もうそちらに移行してね、というプランの組み換えだった。作業内容の関係でメインマシンはすでにVaioに変わっていたが、ある事故によりMacが昇天。新規G4導入と同時に無線LANを「a」規格に変える。LANケーブル類、ハブ類も全部100Base-T対応に変更。スループットは確かに向上したが、もうVaioでは完全にパワーがついていかない様子。
↓
Vaioのパワー不足が深刻となり、作業内容に応じてG4と使い分けざるをえない状況に。これはもうWinのデスクトップマシンを買うしかないかなあ、と金銭的ピンチながら注文。新マシン(BTO)到着。ファイル移動、アプリインストールなど環境構築した翌日Vaio昇天。新Winマシンのネット接続はかなり速い。
↓
CATVに30Mbpsプラン登場。実効で12Mbpsぐらい。これはもうルータの見直しをしないとこれ以上は出ないだろう、と思いつつ着手せず現在に至る。