偏狭に過ぎるというご意見もあるかもしれませんが、結構切実な問題です。
ベリー・ハルマゲドン
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“宅配”ということについてお悩みです。コメントもさせていただきましたが、長くなるのでトラックバックにしました。
会社員をやっていると平日家にいないので宅配が届くと受け取れない。
そうすると帰宅すると毎日ドアに不在連絡表が入ってる。もう毎日毎日。
けど帰宅が22時とかなんでしょうがない。
これは会社勤めをしていて、家族に「ずっと家に居る人」がいないという人々すべてに共通する悩みと言っていいと思います。基本的に土日に着く様に目処をつけて発注なり発送なりをしてもらうことになりますが、逆に「せっかくの土日に宅配便を待っているだけの時間を作らなくてはいけない」というのもストレスになります。後にも触れますが“時間指定”って結構いい加減ですからね。
勢いに負けて預かってもらったけど、少なからず大家に迷惑かけたし、今のご時世他
人の荷物の預かりなんてありえなかったと後悔した。
友人のEさんは、独身時代、近所のあるお店に荷物を預かってもらう(つうか荷物のあて先をそこにしてしまう)方式を取っていました。でもこれは特殊な例で、長くその街に住んでいたということと、麻雀仲間であるとか、あるいはそのお店そのものが宅配便業者が多く出入りする業種だった、といういくつもの条件が重ならないとできないことですよね。
でも、色々書いたけど、不在でもスムーズに引渡しできるシステムってぱっとは思いつかないっすね。
コメントにも少し書きましたが、新築アパートには「宅配ボックス」を装備するところが増えてきたようです。宅配業者はボックスに荷物を入れ、部屋番号が印字されたレシート上のものを持ち帰って配達証明とします。投函された側は郵便ポストにその旨書かれた紙が投函されますので(レシート状態の紙をを放り込んでいる場合もありますが)ボックスを開錠するカードを挿入し荷物を受け取る、という仕組みです。ただ、これにも問題があります。まず、あまりにも大きい(特に長さ、高さがあるもの)は“入らない”ということ。また、最近ソフト的に改良されたのかもしれませんが「一時期外出時にはそのボックスの表示を“不在”に操作しておかないと荷物が入れられない」という欠点がありました。この操作を受け取り側が忘れると宅配ボックスは機能しませんでした。つまり、あらかじめ当日に荷物が来ることを知っていないと意味がなかったのです。最近はなんでもかんでも入れられるようになったようです。
もちろん、代金引換ですと無理ですし、郵便局はこれを利用するのを嫌がる傾向もあるようです。
ただし、これはハードウェア的な負担を受け取り側がしなくてはいけませんし、建物自体にその設備がない場合に「これは俺専用宅配ボックス」みたいなものを設置することもできませんね。そうなると次に考えられるのが
・コンビニ留め
というサービスでしょうか。注文した書籍をコンビニで受け取れる、という仕組みがありましたが、あれの応用ですね。ただ、これにも問題があります。
・重い荷物、かつ、コンビニが遠くにある場合、運べない。
・コンビニ側にそれを受け入れられるだけの広さが必須。
結構使えないアイデアでした。
あとはアレですね。「レイト便」とでもいうか、例えば“22時〜0時”という時間枠を追加料金アリにしてでも設定する、ということでしょう。昔の日本では20時を過ぎて電話する場合には「夜分遅くに失礼いたします」というようなライフスタイルでしたが、いまは違いますよね。引用部にもありますが、帰宅時間が22時を過ぎるような人(会社からまっすぐ帰っても) が多数派だったりします。“そんな時間に業者が建物に出入りすること”を嫌う人もいるかもしれませんが、毎日来るわけでもなし、宅配業者側の勤務シフト的にロスが出にくいのだったら、ありえる仕組みかもしれません。
ちょっと脱線しますが。私は過去に0時過ぎに荷物を持ってきてもらったことがあります。事情としては
・どうしてもその荷物が当日中に必要だった(PCのモニタでした。家で作業をしなくてはならない状況だったので、その日を過ぎるとやばかったのです)
・時間指定前に一度配送され、しかもその後の再配送が連絡ミスでされなかった。
というものでした。私は当日、会社を早退させてもらい、17時45分ぐらいにアパートに到着しました。荷物の時間指定は18時〜20時。なんとか間に合う、と思いましたが、用心のため買い物もせずとにかくアパートに急ぎました。ドアを見ますと不在票がありました。17:15分とか書いてあります。これは参った、と思いましたが、まだ時間が早いので再配達もできるだろう、すぐには来ないから買い物にもいけるだろう、と思い、宅配会社に連絡をしました。「まだトラックが近くに居るので、遅くても1時間以内にお届けします」とのこと。微妙に買い物に行くのが心配になりましたので、そのまま待ちました。
2時間ほど過ぎましたが、一向に荷物が来ません。もう一度電話をしたところ「確認して連絡します」とのこと。30分ほど待ちました。すると「再配送の連絡がドライバーに入っていなかったようです。ドライバーが車を車庫に戻して帰宅してしまったので、申し訳ないが翌日というわけにはいきませんか」と言われました。不思議と腹は立ちませんで、冷静に状況を説明しました。すると向こうも「責任者をつかまえれば車をもう一度車庫から出すことができますので、お待ちください。遅くなるかもしれませんが必ず本日お届けします」とのこと。保険などの関係もあり、責任者判断でなければ荷物を載せた車を時間外に出庫させることができないのかもしれません。ずーっと待っておりました。で、0時過ぎにその責任者という人が自分で運んできました。セットアップが終わり、食事をしたのは3時過ぎだったでしょうか。結局徹夜で仕事をしました。
これは特殊な例だと思いますが、やはりこういうことにならないためにも、宅配業者はなんらかの新サービスを考えなくてはいけない時代背景なんだと思います。
さらに脱線しますが、宅配便業者にいま持っている不満が2つあります。これは会社別でもなく、そのドライバー本人に依存する問題ばかりなのですが。
・時間を守らない
私のモニタの時みたいなことはやむをえない部分があると思います。その地区に割り当てられている配達の時間枠って、結構余裕をもって設定していると思うのですが「早く前の地区が済んだ」状況で「次のこの荷物はあと30分後じゃないと指定時間からずれてしまう」という理由で車を止める人はいないと思います。終わったら前倒し、という仕組みであって当たり前は当たり前です。しかしながら
午後指定の荷物を朝の8時に持ってくる
これはいくらなんでもやっちゃイカンことだと思いますがどうでしょうか。私の部屋に来るクロネコヤマトのドライバーは結構これを平気でやります。「午後指定じゃありませんでしたか?」と聞いても「午前で間に合ったので持って来ました!」とか威勢良く言って会話を終わらせてしまいます。確信犯なんでしょうね。私は最近、夜型というか何時に寝ようが「朝遅い型」の生活です。特に冬は。荷物の送り元も受け取り側もそれぞれの事情があり「午後」を指定する訳です。それを配達側の「手間を省く」都合で変えられてしまうのでは、時間指定の意味がありません。むしろ時間指定という仕組みを別料金にしてでも徹底するほうがサービスとして真っ当だと思います。
もうひとつ、これも上記したクロネコ親父が得意とする技です。佐川のドライバーも比較的よくやります。
・オートロックをスルー
同じ時間帯に他の部屋の方に荷物があった場合に起こります。クロネコ親父の場合は、違う時間帯でも「同じ時間帯」にしてしまうわけですが。結果として、いきなりドアのインタホンを押したり、ドアをどんどんノックしてこちらの名前を呼んだりしています。こちらとしては相手が誰なのか解からないでドアを開けるのは結構イヤなものですし、風呂上りだったりすると焦ります。
オートロックというのは、いくつかの役割がありますよね。ざっとあげると
1-相手が誰なのかをこちらの顔を見せずに確認して1階入り口を開けるかどうか判断する。
2-理由がなんであれ、直接部屋のドアの前に立たれることを防ぐ。
3-1階入り口から自室ドアの前まで訪問者が到着するまでなんらかの用意をすることができる。
4-自室ドアの鍵を開ける際に、ドアの覗き窓と併用することで“いまドアの前に居るのが誰なのか”をほぼ100%確定して開錠することができる。
これは私のような泥棒が多発している地域に住む人間にはとても重要なことです。また、1の要素についても「必要としない勧誘」をその段階でブロックすることもできるわけです。もちろん私もオートロックが万能の防犯設備だとはまったく思っていません。逆に言うと「一回そこを通過してしまえば」外から見えにくい構造の建物も多いわけですし。
であるからこそ、宅配便の業者は「オートロックを通してから」荷物を届けることが必要だ、と私は考えます。訪問者にとっては、オートロックの入り口は「建物に対して1つ」ですが、住人にとっては「世帯ごとに1つ」機能することを望んでいるわけなのですから。
これについては、2つの方法を取ることが宅配業者としては可能なはずです。
a-訪問先すべてにオートロックから連絡してから建物内に入る。
b-建物に入った後もしくは直前に、電話連絡をして「すでに建物内に入っている」旨を告げる。
aが最も望ましい対応でしょう。顔も見えますから。ただし「Aさんに連絡してドアを開けてもらい、その後Bさんに連絡したら留守だった。結局もう一度Aさんに開けてもらわなくてはならない」ではお互いにロスがあります。その場合はbでもいきなりドアの前にいられるよりはずいぶんとマシです。
これを徹底しているのが、私の地域の西濃運輸の若いドライバーです。代金引換便であれば必ず電話連絡をしてから来ますし、そうでない荷物でも電話をしてくることがあります。電話連絡があった場合にまれに直接ドアのインタホンを押すことがありますが、電話連絡が無かった場合は絶対にオートロックを経由して入ってきます。社としての方針なのか、それとも彼個人のポリシーなのかは解かりませんが、非常に立派な勤務態度だと思います。
逆に彼の態度がそれほど際立つほどに、他の会社の地域担当ドライバーがお粗末なのだ、という事実が問題、というか悲しいことなのですが。
###追記
このエントリーを書いて数時間後、またも佐川がオートロックをスルー。参った。
またクロネコ親父に起こされた。
午後便だっつーの。11時に来てどうするよ。