下ネタです。
昔読んだ本に書かれていたことを唐突に思い出しました。
男女が性交の前にしておくといいこと
ということをテーマにして書かれたものでした。その本がいま手元にないので、いつの時代に言われていたことかははっきり解かりません。
それには3つの項目が書かれていて、それぞれ単独で行っても良いが「A+B+C」の条件が揃うとベスト、というニュアンスで語られたいたことだ、とのことでした。それを可能にするのはいつの時代かなあ、などと考えてみたいと。
A-女性:その日によく歩いておくと“股が練れていて”良い
B-女性:直前に入浴しておくと、肌も局部も暖まっていてグワイが良い
C-男性:適度に飲酒しておくと血の巡りがよくなり、また、持続力も期待できて良い
結構露骨というか、男性が「酒を飲むこと」ということに当時の男性の権力を感じます。
Aについては、まあ、“括約筋が大活躍”することを期待した、と見るのが妥当でしょうか。しかし“練れて”という言い方に深遠なエロスを感じます。まさか「汗のにおいが」とかそういうマニヤっこい話でないことを期待します。
またAが「マニヤっこい」ことでないことを期待する要因としてBの入浴があげられます。江戸に「銭湯」が普及したのは家康入城の後と言われています。当時はサウナ式、あるいはそれプラス浅い浴槽という方式が江戸中期から後期に一般化したはずです。薪や水の確保が難しい、また、火事をなにより恐れていた当時としては、自宅に風呂を持っている人は非常に限定されてくるようです。頻度としては、江戸においては、庶民でも「ほぼ毎日風呂に入って当然」という生活習慣だった模様です。まあ、下半身は湯に漬けられた、というのは江戸中期以降、と考えられます。いまの銭湯や浴槽に近いスタイルは明治10年ごろからのようです。
Cの酒ですが、これは江戸中期ごろから「普通に飲める」ようになったようです。なにしろ主食用の米の確保が最前提の酒造りですから、それまではそんなに自由には飲めるもんではなかったそうです。大名などは年間予算管理をしっかりしておかないといけませんから「酒を買っていい予算」以上は飲めません。むしろ日銭がある職人などが多く飲んでいたと思われます。
BとCが「可能」になるのは江戸中期から後期、ということになりますから、この話はその頃に出来たものなんでしょう。実際の“効能”よりも「そういうライフスタイルが粋」ということで語られたことかもしれません。逆に現代では「粋」を求める部分は「歩くこと」かもしれません。当時は当然であった多く歩くこと、それはいまは意識しないとなかなか手に入らない状況です。一般的なウォーキング、また、バールもどき: 怪しさ筆頭>こういう“特殊ウォーキング”とか。はたまた「延々歩いてショッピング→少し飲む→ラブホ」という若者のライフスタイルは、時代を超えた“粋”と言えるのでしょうか。最後我ながら強引です。